今回は、エクセルでランダムな数字を発生させる方法のご紹介です。
ランダムな数字を発生させることで、リストをランダムに並び変えたり、抽選やくじ引きに利用することができます。
ランダムな数字を発生させる方法は簡単 RANDBETWEEN関数
ランダムな数字をする発生させる方法は非常に簡単です。
RANDBETWEEN関数を利用すれば、整数値でランダムな数値を発生させることが可能です。
まずは乱数を発生させたいセルを選択し、「関数の挿入」をクリックします。
「関数の挿入」ダイアログボックスで、「関数の検索」欄に「rand」と入力し、「検索開始」をクリックします。
ここでは2つの候補が表示されますが、まずは「RANDBETWEEN」を選択して「OK」をクリックします。
RANDBETWEEN関数の引数は非常にシンプルです。
「=RANDBETWEEN(発生させたい整数の最小値,発生させたい整数の最大値)」
となります。
下記の図では、「最小値」に0を、「最大値」に100を設定しています。すなわち、0~100の間で乱数を表示する設定となります。
「OK」ボタンをクリックし、セルのドラッグでB12セルまでコピーしたものが下の図になります。
「RANDBETWEEN関数」は、キーボードの「F9」キーを押すごとに再計算しますので、「F9」キーを押すたびに数値が変わるのが分かると思います。
RANDBETWEEN関数では、乱数の数値が重複する可能性もある
ただし、「RANDBETWEEN関数」では数値が重複する可能性があります。先程のように0~100ではなかなか数値は重複することはないのですが、下の例のように0~10までの乱数では数値が重複する可能性が増えます。
数値が重複しても問題ないのであれば、「RANDBETWEEN関数」は手軽に利用できる関数です。
重複しない乱数を発生させるために「RAND関数」と「RANK関数」を利用
重複しない乱数を発生させるためには、「RAND関数」と「RANK関数」を利用する必要があります。
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