まもなくクラウドファンディング開始といいながら、まだ始まらない7インチ液晶搭載&simスロット搭載の「Peakago」ですが、製造・販売メーカーが判明しました。
「Peakago」はOEMやODMで実績のある工場の自社ブランド
「Peakago」の製造・販売メーカーは、OEMやODMで実績のある工場の自社ブランドでした。
OEMとODMについてはこちらの引用を参考にしてください。
相手先のブランド名で製造することをOEM、設計から製造までを手がけることをODMと呼ぶ。OEMでは製造する製品の仕様や設計を相手先が決定するが、ODMでは設計から製品開発を行う点が異なる。
OEM/ODM(おーいーえむ/おーでぃーえむ)とは – コトバンク
社名は「Peakago」かどうかはまだ不明ですが、OEMやODMの実績は10年以上あるそうです。
また、OEMやODM先の名前にはインテルやマイクロソフト、LGなどの名前が挙がっています。
下記引用先はすべて「Peakago」のメールからです(Gmailの自動翻訳済)。
なぜ我々はPEAKAGOを作るのですか?
私たちは、 インテル、マイクロソフト、LG、および他の多くの主要なブランドのためのさまざまなOEMおよびODMのプロジェクトから豊富な経験と、10年以上のタブレット/ノートブックの生産に焦点を当てた工場です。
今、私たちは、リーズナブルな価格で優れた性能のデバイスを提供し、 自社ブランドを確立したいです。
下の画像は、「Peakago」の工場の様子です。左下にパッケージ化された「Peakago」の姿も見えます。もうクラウドファンディングを開始してもいいような気がしますが。
どのように我々はそれを手頃な価格で提供することができますか?
私たちは、直接消費者への工場なので、私たちは、販売チャネル費や広告宣伝費を大幅に節約することができます。そして、我々は我々の早期支持者のための利点と割引にこれらの節約の予算を回します。
工場から直接、製造・販売することでコストを抑え、リーズナブルな価格設定ができるのですね。販売予想価格は3万円代とのことです。
下記の画像も工場内部の画像です。バランスの問題かもしれませんが、7インチ液晶搭載「Peakago」としてはちょっと大きく見える工場内部の画像ですね。
どのように我々は、品質と配信を保証することができますか?
私たちは、自動生産ライン、夕暮れフリーワークショップや、十分な倉庫を持つ経験豊富な工場です。すべての製品は、工場出荷前に複数の実験室での試験に合格する必要があります。
私たちは、パイロット生産を終了し、メディアのレビューのためにPEAKAGOを送りました。だから、ご期待と私たちは、あなたが更新しておこう。
「Peakago」のレビュー記事ではスペックも詳細に
上記の引用にもあるように、パイロット版の生産は終了しているそうです。
下記のレビュー記事では、スペックも少しずつ判明してきました。
下記のテーブルは、以前投稿した記事の中で同じ7インチ液晶搭載「One Mix 1s」と比較したスペックです。
その後、今回変更・判明したスペックには赤色アンダーマーカーを引いています。
スペック | Peakago | One Mix 1s |
CPU | Atom Z8350 | Celeron 3965Y |
ストレージ | 128GB(種類は不明) | 128GB(PCIe接続SSD) |
メモリ | 8GB | 8GB |
液晶サイズ | 7インチ | 7インチ |
液晶解像度 | 1920 x 1200 | 1920 x 1200 |
サイズ | 181 × 113 × 17mm | 182 × 110 × 17mm |
質量 | 539g | 518g |
バッテリー容量 | 4500mAh | 6500mAh |
厚さ17mmとスリムになっています。One Mix 1sとほぼ同じ筐体サイズになっていますね。もしかして???
「Peakago」公式サイトもリニューアル
以前、Indiegogoのサイトに「Peakago」が登場したときに執筆した記事の段階では、公式サイトはスペックも古い(質量が700g等)ままでしたが、公式サイトも「pre-launch」としてリニューアルされています。
やはり、7インチ液晶搭載は超コンパクトですね。そばにあるiPhoneと比べるとそのコンパクトさが分かります。
「Peakago」の魅力はなんと言ってもMicro simスロット搭載にある!
CPUに不安のある「Peakago」ですが、価格とともになんと言っても魅力は「Micro sim」スロット搭載にありますね。
下のような変換パーツを利用すれば「nano sim」も搭載可能です。
他にも端子類は必要十分に揃っていますね。
液晶サイズ8インチにシフトしつつあるUMPC界で7インチ液晶で名乗りを上げる「Peakago」
現在、UMPCは8インチにシフトしつつあります。その中で新たに7インチ液晶搭載として名乗りを上げる「Peakago」ですが、まさに気軽に持ち運びができるモバイルマシンとなっています。
Micro Simスロットを搭載し、コンパクトな筐体サイズでさらに価格も安くて申し分ありません。もちろんCPUには不安を感じますが、一台目のUMPCとしては非常に魅力的な製品です。
今度こそまもなく、Indiegogoでクラウドファンディング開始です。
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