最近日本でも注目されている中国メーカーによるUMPC(ウルトラモバイルPC)ですが、現状購入可能な機種の中では大きく分類して、7インチ液晶と8インチ液晶の2種類に分類されます。
今回は7インチ液晶搭載マシンと8インチ搭載マシンのメリット・デメリットを検証してみたいと思います。
7インチ液晶搭載UMPCの紹介
まずは、7インチ液晶搭載UMPCといえば「One Mix 2s」です。

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そして、「One Mix 2s」とCPUのみが違うコストパフォーマンスに優れた「One Mix 1s」ですね。




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さらに元祖中国製UMPCの進化モデルのGPD Pocket 2です。




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GPD Pocket 2にもCPUを変更したコストパフォーマンスモデルである「アンバーブラック」モデルもあります。




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以上が現状購入可能な中国製7インチUMPCとなります。
まもなくクラウドファンディング開始のUMPC 「Peakago」も7インチ液晶搭載マシンとなります。




7インチ液晶搭載UMPCのメリット
7インチ液晶搭載マシンのメリットは、何よりも超コンパクトで軽量である点です。
持ち運びにはほんとに困りません。iPad miniよりも設置面積は小さく(厚みはありますが)、キーボードが付属しているWindows 10搭載ウルトラモバイルパソコンです。
本格的にカフェなどで作業したい方には、iPad miniよりも断然おススメです。
iPad miniは自分も所有していますが、主にブラウジング目的に持ち運びをするくらいです。




自分が初めて購入したUMPCは、GPD Pocket初代でしたが、あまりにコンパクトで本当に動くの?って思ったくらいです。
ご安心ください、そこらの古いパソコンよりも軽快にWindows 10が動作します。
7インチ液晶搭UMPCのデメリット
一方で、7インチ液晶搭載マシンにもデメリットがあります。
実際に8.4インチ液晶搭載、One Mix 3sを使用するようになって感じたことです。




まずやっぱり液晶画面が小さいです。それは8.4インチ液晶搭載One Mix 3sをメインで使うようになってから特に感じるところです。
Wordや、特にExcelでは液晶画面の小ささを感じてしまいます。
Excelの画面表示を拡大しないと、とてもじゃないですが実用的ではありません。
また、キーボードに関しても同様です。自分は手が小さい方ですからまだなんとかタッチタイプが可能ですが、手が大きい方には厳しいと思います。




さらに筐体サイズがコンパクトであるがゆえに、バッテリーの搭載容量も減り、結果バッテリーの持続時間も短くなります。




8インチ強液晶搭載UMPCの紹介
最近のUMPCは、「Peakago」を除いて8インチ強液晶搭載マシンがトレンドになっています。
まずは、自分が所有しているOne Mix 3sを含むOne Mix 3シリーズです。




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One Mix 3シリーズは、シルバーのノーマルモデルからストレージとメモリを増量したブラックボディの「3s」と、CPUに「Core i7-8500Y」を搭載したガンメタリックボディの「3s Platinum(プラチナ)」の3種類あります。




続いて日本の中国製UMPCブームの火付け役となったGPD社の次世代モデルである「GPD P2 MAX」です。




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「GPD P2 MAX」にもやはり「Celeron 3965Y」搭載の廉価版モデルと「m3-8100Y」搭載モデルの2種類があります。
そして、CHUWII社が初のUMPCとしてクラウドファンディングを実施した「CHUWI Minibook」です。




最後に、8.9インチ液晶搭載ながらも非常にコンパクトなブラックボディのMagic-Ben社初のUMPC 「MAG1」です。








8インチ強液晶搭載UMPCのメリット
8インチ液晶搭載マシンのメリットは、もちろん液晶サイズにあります。
14インチノートパソコンなどに比べると液晶サイズに関してはもちろん負けますが、何よりも絶妙の液晶サイズを維持しています。




もちろん7インチUMPとさほど変わらないと思われるかもしれませんが、実際に使ってみると全然使い勝手は違います。




先程述べた7インチ液晶モデルのデメリットを全てクリアします。
ExcelやWordはもちろん、ウェブサイトのブラウジングやWordPressの編集なども、7インチ液晶搭載マシンと比べてかなり改善します。
もう自分は7インチ液晶搭載マシンには戻れないです。
もし戻ることがあるとするならば、それは今のOne Mix 3sがそのままのスリムな筐体サイズで7インチになるときだけですね。




キーボードもタッチタイピングしやすくなっています。もちろんフルキーボード並みとはいきませんが、確実に7インチ液晶搭載マシンよりもキーピッチは大きくなっていますので、タイピングには苦労はしません。
また、筐体サイズが少し大きくなることにより、搭載バッテリー容量も増えて、バッテリー持続時間も長くなります。




8インチ強液晶搭載UMPCのデメリット
デメリットは、ほんのわずかですがやはりBiggerな筐体は最初にズシリと感じます。
7インチ液晶搭載マシンが軽すぎるからなんですが、One Mix 3sを初めて手にしたときはやはりずっしりと感じました。
One Mixでは2sと3sで質量差が141gでしたので、慣れるまでは少し時間がかかりました。
もちろん7インチ液晶搭載UMPCを経験せずに、8インチサイズに触れられたのなら、このデメリットは無くなりますが。




ただデメリットは質量と設置面積が大きくなることだけでであり、この言葉が適切なのかどうかは分かりませんが「妥協」できるかどうかでしかありません。




メインモバイルパソコンとしてどちらを選ぶか
自分は7インチと8インチ液晶モデルを両方所持していましたが、今となっては8.4インチ液晶搭載、「One Mix 3s」の虜になっています。
主目的が、UMPC単体での利用であれば8インチ超の液晶搭載UMPCをおすすめします。
逆にUMPCを普段は持ち運び、外ではモバイル、自宅では母艦として外付け液晶ディスプレイに接続して利用するような目的であれば、7インチ液晶搭載のUMPCの利用もいいと思います。
7インチ液晶搭載UMPCの最大の魅力は、その機動性にあると思います。
一方の8インチ超液晶UMPCは、単体での利用が一番魅力を発揮できるのではないでしょうか。
UMPCの液晶サイズ選びの参考になれば幸いです。
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