One Mix 2sと出会って4ヶ月が過ぎました。日本での販売も始まり中国製UMP、One Mix 2sに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。GPD Pocket 2に比べて日本での知名度はまだまだだと思いますが、購入を検討している方の参考になれば幸いです。
なんといってもコンパクトな筐体に力強いスペック
今となってはIntel Core m3-8100Y搭載のUMPのライバルは増えましたが、やはりなんといってもPCIe(NVMe)接続のSATAの限界超えSSDはとっても魅力的です。自宅のメインPCでもSATA接続SSDなので、初めてCrystalDiscMarkでベンチマークをとったときは驚きでした。

ほぼデスクトップパソコン(機種によってはそれ以上?)の体感速度が得られます。
タブレットモード(YOGAスタイル)は絶対便利!
360度液晶が回転するノートパソコンは結構あると思うのですが、液晶サイズ7インチでタブレットモードに対応したのはOne Mix 2sが初めてではないでしょか。今も7インチでは唯一の存在です。次世代モデルの8インチ代液晶搭載のUMPは揃って360度液晶回転のタブレットモードに対応してきています。

PDFの資料を見るときや、電子書籍を読むときはは360度回転タブレットモードで、YouTubeなどの動画を見るときは300度(くらい?)回転して視聴するなど、ざまざまなシーンで活躍します。180度以上回転できるのがポイントですね。

タブレットモードだからこそ活用できるスタイラスペン
自分はOne Mix 2sの購入の決め手はスペックの高さに(ほぼPCIe接続SSD)に惚れたからなんですが、使い出して見るとスタイラスペンがとても便利です。
PDFに直接手書き文字を挿入したり、ブラウザ(Edge)にも手書き文字を挿入することができて非常に便利です。例えば業者からのPDFに校正を入れるときなど、一旦PDFをプリントアウトして手書きしてまたPDFにして送り返す、なんて面倒な手間から解放されます。ビジネスの世界でもOne Mix 2sの活用シーンは多いです。

ポインティングディバイスは誤クリック多発
ここからはちょっと気になる点です。まずはポインティングディバイスです。マウス操作は問題ないのですが、センサーが敏感すぎるのか、マウス操作しているときにクリックしてしまう事があります。
ポインティングディバイスのクリックを無効にする方法もなく、マウスを併用する事が多いです。
バッテリーの持ちが気になる
One Mix 2sの弱点の1つがバッテリーの持ちです。バッテリー容量は6500mAhとまずまずの容量があるのですがそこはPCIe接続SSD搭載の高スペックUMPですから、常にバッテリーの残量を気にしてしまいます。
通常の利用であれば、4時間は持つといった感じですが、そのときはもうBatteryBarは黄色(20%)くらいになっています。もっとガンガン使いたい方は、電源ケーブルを持ち歩くかモバイルバッテリーの携帯が必須となります。
キーボードの配列はアルファベット以外は変則的
筐体サイズの小さいUMPですから、アルファベットを除く特殊キーの配列は変則的です。特にOne Mix 2sの句読点(コンマ、ピリオド)は誤タッチが多いです。
だだ、通常の文字入力に関しては普通のキーボードとまではいきませんが結構タイピングできます。自分の手がちっちゃいのもありますが(笑)。
指紋認証センサーはたまに感度が落ちる
指紋認証センサーは非常に便利なのですが、僕の手が汚れているからか(笑)、たまに反応しなくなる時があります。3つの指を登録しているのですが、いずれの指でも認証しないことがあります。

デメリットを上回るサイズに高スペックWindows 10搭載マシン
デメリットもいくつか紹介しましたが、それを上回るスペックを小さくてコンパクトな筐体に搭載しているOne Mix 2s。きっと期待は裏切らない製品になっています。
日本国内での販売も始まり、ますます手が届きやすくなり、注目を浴びているOne Mix 2s。購入するかお迷いになっている方への後押しとなれば嬉しいです。
自分は今、One Mix 3を我慢して3sがgeekbuying での予約販売待ちですが、液晶サイズが8.4インチになるのを期待しているのではありません。3sのブラックの筐体に一目惚れしただだのミーハーです(笑)。
ほんとは7インチ液晶で、このブラックの筐体のOne Mixシリーズが欲しいのですが。
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