いずれも次世代モデルは液晶が8インチ強のサイズになりますが、僕はやはり7インチ派です。One Mix 2sとGPD Pocket 2と初代の3台。それぞれキーボード配列には癖がありますが、3機種のうち、どの機種のキーボードが一番キー入力に優れているのか。自分でタッチタイピングをしてみて比較するという、超個人的なキーボード入力しやすさナンバーワン決定戦です。
30秒間のタッチタイプでどのくらい入力できるのか
下記のページ、タイピング速度計測サイトでそれぞれ10回計測し、最高記録を残した数字を載せています。
こちらのサイトで、30秒間でどのくらいタッチタイピングができるか、自分の腕前でチャレンジしました。結構タッチタイピングには自信があったんですが、最近はちょっと遅くなってきています。
ちなみにこちらが通常のキーボードによる僕のスコアです。こちらを基準にしたいと思います。
もう少し頑張れば「A+++」まで行けるのですが、今回は規則通り10回計測した中で一番良いものを選んでいます。ちょっとミスが多いですね(笑)。
まずはGPD Pocket 初代のキーボードから
GPD Pocket 初代のキーボードですが、今から思うと非常にバランスがいいんですよね。特にGPD Pocket 2のキーボードには少しがっかりした印象が強いので余計に思います。また、一番キーボード使用歴が長いということで、ある程度慣れていることもいい結果につながりそうです。
「Caps Lock」キーや、「Backspace」「Delete」キーの位置など、やや癖はあるんですが、今となっては一番違和感がない配列のように思えます。
こちらが初代のタイピングの結果です。
おお、まあまあの結果です。ミスは多いですが、通常のキーボードとあまり遜色がない感じです。僕の指がちっちゃいというのもありますが(笑)。
続いてGPD Pocket 2のキーボード
GPD Pocket 2が発表されたとき、まず期待したのはキーボード周りの改善です。キーピッチも大きくなり、タッチタイピングしやすそうです。
ただ、右Shiftキーなど、犠牲になったものも多くあります。また、ホームポジションがやや右寄りになっている点が気になります。さらにスペースキーが小さいために誤タッチが多いです。今回はスペースキーを利用しませんが、スペースキーを利用することになるソフトですと悲惨な結果になりそうです。
GPD Pocket 2のタイピングの結果はこちらです。
思ったよりも結構いい数字が出ました。まさかの(ちょっとだけですが)初代のスコアを上回りました。初代に比べてスリムになったため、キーボードの高さがあまりなく、それほど手を浮かすことなくタッチタイピングできたのが大きな要因ですね。
最後にOne Mix 2sのキーボードは
配列はGPD Pocket 2よりもGPD 初代に似ています。ですからキーピッチも2に比べてやや小さめとなっています。
下図はタブレットモードになっていますが、もちろんパソコンモードでタイピングをしています。
One Mix 2sのタイピング結果はこちらです。
うーん、GPD Pocket初代やGPD Pocket 2に比べてスコアを落としています。でもまあ、そんなに悪くはない数字かと思います。タッチタイピングしていて気づいたのですが、GPD Pocket 2のスリムさに対して、One Mix 2sは厚みがあるため、ややキーボードの位置が高く、若干手を浮かすような状態でタイピングしていました。それが他の2機種に比べてスコアを落とした要因です。
特殊キーを除いたアルファベット26文字はいずれも実用性あり!
今回の「タイピング速度測定」は、アルファベット26文字だけでタッチタイピングすることができるようになっています。ですから、「キーボード」というような単語、長音(-)や句読点(。、)を入力することはありませんでした。タイピング速度計算ソフトの中には、そういった長音や句読点も入力するタイプのものもあります。その時は、3機種とも通常のキーボードに比べて大きくスコアを落とすことなると思います。実際、WordPressの編集では、長音や句読点の入力の時、思わずキーボードを見てタイプしてしまいますからね。
ただ、特殊キーを除いたアルファベット26文字だけの入力ならば、いずれの機種でも実用性があり、タッチタイピングする際にに苦労しないことが分かりました。僕の手がちっちゃいというのもありますが、今回は、同一人物が3機種でタッチタイプした結果ですから、贔屓目なしであくまでも参考程度に結果を比べていただけたら幸いです。
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