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「Makuake」でのCHUWI MiniBookは買いなのか? クラウドファンディングは2019年11月29日まで続く

CHUWI MiniBookのクラウドファンディングがIndiegogoで終了し、その後日本の「Makuake」でのクラウドファンディングが始まったのが2019年9月23日でした。

その日は、予定の12:00から遅れに遅れて14:00開始という、いろいろとドタバタがありましたが(当サイトもフライングで記事を投稿しました)、クラウドファンディング開始から24時間で支援金1000万円を突破し、支援者数165名という大成功を収めました。

CHUWI MiniBook 24時間で支援金額1000万円を突破

「Makuake」でのクラウドファンディングは続いていますが、今回はその後およそ3週間が過ぎた時点での状況と、Indiegogoでのクラウドファンディングとの違いについて記事にまとめてみました。

目次

「Makuake」でのクラウドファンディング「超早割」はあとわずか

クラウドファンディング開始から現在(2019年10月16日)まで、支援金額は28,115,110円、支援者数は391人と好調です。

「Makuake」でのCHUWI MiniBookのクラウドファンディングでは、「30台限定26%オフ」も含めて「超早割」はほぼ「好評につき終了」となっています。

クラウドファンディング開始時、記事を投稿していたのですが、「30台限定26%」はすぐに売り切れになっていました。

下記は、割引名とCPU、メモリとストレージ容量別の価格と販売状況の一覧です。

割引名CPUメモリSSDペン割引価格一般価格販売状況
超早割24%N41008GB256GBなし57,08575,11049/80
早割20%N41008GB256GBなし60,00075,1100/170
超早割25%8100Y8GB256GBあり61,40081,86050/50
早割22%8100Y8GB256GBあり63,56081,86085/85
Makuake特別22%8100Y16GB512GBなし78,13096,76926/―
30台限定26%8100Y16GB512GBあり79,205107,00030/30
超早割24%8100Y16GB512GBあり81,150107,00080/80
早割22%8100Y16GB512GBあり82,985107,00075/150
Makuake特別20%8100Y16GB512GBあり85,600107,0001/-

※2019年10月16日調べ、「Makuake特別」は数量不明

上記のテーブルを見ると、やはり「Core m3-8100Y」搭載モデルが人気ですね。「Core m3-8100Y」搭載モデルの「超早割」はすべて販売終了となっています。

8100YとN4100のベンチマーク比較

「ベンチマーク比較」を見ると、8100YとN4100は「マルチコア」ではそれほど大きな差はありませんが、「シングルコア」では8100Yが圧倒しています。

シングルコアでは8100Yが圧倒

また8100YモデルとN4100では、価格が7,000円ほどしか違いがありませんので、やはり売れ筋は8100Yに偏っていますね。

ただし「Makuake」でのクラウドファンディングのCHUWI MiniBookのストレージはSATAのSSD

Indiegogoでのクラウドファンディングでは、ストレージにeMMC 128GBを採用しながらも、スペックアップしていき最終的にはNVMe(PCIe)接続SSD512GBをオプションで追加するという、豪華なオプションもありました。

しかし、「Makuake」のCHUWI MiniBookはSATA接続SSDが追加となっています。

8GBと16GBメモリ、さらに256GBと512GB SSDのバージョンをお選びいただけます。LPDDR3搭載ですので、複数タスクの同時処理もスムーズです。また、低電力消費設計でバッテリーの駆動時間もアップ。高速M.2SSD、読み書き速度は最高500M/S、ソフトウエアのローディングは一般的なハードディスクの約5倍のスピードで完了。起動時間はわずか5秒です。

https://www.makuake.com/project/minibook/

ただ、「Makuake」でのCHUWI MiniBookは最初からeMMC 128GB+SATA SSDを搭載していますので、搭載されているSATA SSDの代わりにNVMe(PCIe)接続SSDに換装することも可能です。

気をつけなければならないのは、Indiegogoでのクラウドファンディングでは、内部のM.2ポートがN4100搭載モデルではSATA接続のみ、m3-8100Y搭載モデルではNVMe(PCIe)接続とSATA接続の両対応となっていました。

ですからN4100モデルの場合はSATAの限界超えは「Makuake」モデルでも難しいでしょうね。

Q5:SATA SSDまたはNVME SSDを搭載していますか?
A5:はい、SATA SSDを搭載しています。

https://www.makuake.com/project/minibook/

「Makuake」では日本語配列キーボードのみの販売

Indiegogoのクラウドファンディングサイトにあった日本語キーボードの画像です。

日本語の「ね」「る」「め」「ろ」「け」などの文字が無茶苦茶です。まあ、キーボード配列通りになっているのですが、キーピッチが小さくなっています。

CHUWI MiniBookの日本語キーボード

自分はローマ字入力なので、全く問題はないのですが、かな入力をされている方にとっては大変迷惑なキーボードレイアウトとなっています。「句読点キー」などと一緒になっているから仕方のない部分ですが。

ただ右シフトキーがなくなり、「Prt Scr(プリントスクリーン)」になっているのは致命的ではないかと思いいます。

「Makuake」でのCHUWI MiniBookは、「日本語配列」のみのキーボードになります。

IndiegogoでのクラウドファンディングのCHUWI MiniBookのスペックは

Indiegogoでの最終的なスペックはこちらでした。

スペックCHUWI MiniBook
CPUm3-8100Y
ストレージPCIe SSD512GB
メモリ16GB
液晶サイズ8インチ
液晶解像度1920 x 1200
サイズ201 x 128 x 19 mm
質量662.2g
バッテリー7000mAh
価格629ドル

Indiegogoでのクラウドファンディング中にスペックアップしていき、ライバルと目されていたOne Mix 3sやGPD P2 MAXとほぼ同等のスペックとなっていました。

「Makuake」でのCHUWI MiniBookは、SATA接続SSDのため、その部分だけはスペックダウンしています。

Indiegogoでのクラウドファンディングより価格が高い

Indiegogoでのクラウドファンディングでは629ドル(およそ68,000円)でNVMe(PCIe)接続SSDが512GB、メモリが16GBでした。

今回の「Makuake」でのクラウドファンディングで、ほぼ同じスペックで一番割引率の高かった「30台限定26% 」はSSDがSATA接続の上、価格は79,205円(税込)と、Indiegogoのときよりも10,000円ほど高い価格設定となっています。そのあたりの事情は下記の引用をご覧ください。

一番人気だった26%OFFモデル 限定30台

Q3:なぜIndiegogoの価格より高いのですか?
A3:配送方法と10%の関税によるコスト増加を考慮し、価格を上げさせていただきました。誠に恐れ入りますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

https://www.makuake.com/project/minibook/

いずれにしても今、CHUWI MiniBookを手に入れるには「Makuake」のみ

配送は2020年1月末までとなっています。配送もかなり先になっています。やはりIndiegogoで購入されていたほうが特典も多く付き、お買い得だったと思います。

ただ、Indiegogoでのクラウドファンディングが終了し、geekbuyingでもまだ販売が始まっていませんから、今現在「CHUWI MiniBook」を手に入れる方法は「Makuake」のクラウドファンディングのみとなっています。

8インチUMPCが欲しい方にとっては非常に魅力的な製品であるCHUWI MiniBookではありますが、2020年1月には、また新たなUMPCが発表されているかもしれません。

まあ、新作ばかりを追いかけていては購入するタイミングを逸してしまうこともあります。

海外のクラウドファンディングサイトIndiegogoが不安だった方にとって、日本のクラウドファンディングサイト「Makuake」での購入は安心感が違いますから、今回購入されるのもありではないでしょうか。

クラウドファンディングは2019年11月29日まで続きます。

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