CHUWI MiniBookがついにスタイラスペン対応になりました(確定ではないですが、ほぼ)。
8インチ液晶搭載UMPライバルの中で唯一スタイラスペンに対応していなかったCHUWI MiniBook
以前、8インチ液晶搭載UMPの中で残念な点の1つとして、CHUWI MiniBookはスタイラスペンに対応していないこととお伝えしました。
今回の発表でついに、スタイラスペン対応液晶の搭載が(ほぼ)決定しました。
ほぼ、とつけているのは、クラウドファンディングの出資額が$650Kを超えたら「スタイラスペンに対応」するという、直近のゴールを設定したからです。
残り7日のクラウドファンディング期間ですが、現在(2019年8月11日)出資額は$64,4013となっていますのでほぼ確定でしょう。
というか、CHUWI MiniBookクラウドファンディングのページでスタイラスペンのオプションも追加されていますので確定です。
$800Kに到達するとこのスタイラスペンが、$1Mに到達するとUSBハブがついてくるようですが、こちらはクラウドファンディングの残り期間を考えると厳しいと思いますが、機能のスペックアップではないので問題はないでしょう。
クラウドファンディング中に次々と成長し続けていったCHUWI MiniBook
クラウドファンディング開始から、次々とスペックアップをし続けていき、One Mix 3sやGPD P2 MAXとほぼ同じスペックに成長しました。
クラウドファンディング開始時のライバル3機種のスペックの比較はこちらでした。
MiniBook | One Mix 3s | GPD P2 MAX | |
CPU | m3-8100Y | m3-8100Y | m3-8100Y |
ストレージ | eMMC 128GB | PCIe SSD512GB | PCIeSSD 512GB |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
液晶サイズ | 8インチ | 8.4インチ | 8.9インチ |
液晶解像度 | 1920 x 1200 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
サイズ | 201 x 128 x 19 mm | 204x129x14.9 mm | 213×149.5×5.5-14.2mm |
質量 | 662.2g | 659g | 650g |
バッテリー | 7000mAh | 8600mAh | 9200mAh |
価格 | 529ドル | 929.99ドル | 705ドル |
注:価格はクラウドファンディング開始当時(2019年6月19日)。
それが、クラウドファンディング開始から次々にスペックアップしていき、ついにはほぼ3機種ともスペックが並びました。
違いは液晶サイズと液晶解像度、筐体サイズと質量、さらには付加機能の違いだけになりました。
スペック | MiniBook | One Mix 3s | GPD P2 MAX |
CPU | m3-8100Y | m3-8100Y | m3-8100Y |
ストレージ | PCIe SSD512GB | PCIe SSD512GB | PCIeSSD 512GB |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
液晶サイズ | 8インチ | 8.4インチ | 8.9インチ |
液晶解像度 | 1920 x 1200 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
サイズ | 201 x 128 x 19 mm | 204x129x14.9 mm | 213×149.5×5.5-14.2mm |
質量 | 662.2g | 659g | 650g |
バッテリー | 7000mAh | 8600mAh | 9200mAh |
価格 | 629ドル | 929.99ドル | 705ドル |
注:価格は2019年7月当時
解像度については1920 x 1200で十分ですね。
そして、スタイラスペン対応でついに付加機能をすべて装備する機種になったCHUWI MiniBook
その他の仕様はそれぞれ次のようになっていまたが、今回のCHUWI MiniBookがスタイラスペンに対応したことにより、すべての機能を装備するトップの機種になりました。
MiniBook | One Mix 3s | GPD P2 MAX | |
指紋認証センサー | あり | あり | あり |
液晶360度回転 | 対応 | 対応 | 対応せず |
スタイラスペン | 4096段階 | 対応(詳細不明) | |
内蔵カメラ | あり | なし | あり |
液晶360度回転タブレットモードはGPD P2 MAXのみ非対応、内蔵カメラはOne Mix 3sのみ搭載していません。
自分的には、必須機能は液晶360度回転タブレットモード対応とスタイラスペン対応です。内臓カメラは特に必須ではありません。
これでCHUWI MiniBookの弱点の一つだった、スタイラスペンにも対応したことで、ますます魅力的な製品になりました。
CHUWI MiniBookはクラウドファンディング中に他にも特典を追加
$520K達成時には、45W、PD(Power Delivery)対応の充電器が出資者全員にプレゼントされることが決定しました。
また$800Kに到達したら、専用ケース?も提供されるようです。
CHUWI MiniBookの弱点はあと一つ
自分は実機には触れてはいませんが、いろいろな動画や画像で見る限りではかなりの厚みがあります。
スペックではCHUWI MiniBookの厚さは19mmとなっています。One Mix 3シリーズやGPD P2 MAXと比べて5mmほど厚くなっています。One Mix 2sでも17mmですから、かなりの厚みがあります。
質量も他の2機種に比べて重くなっています。液晶サイズが最小のCHUWI MiniBookですが、質量が最大であるということは実際手にしたとき、ずっしりと重く感じるのではないでしょうか。
このあたりの件に関しては、One Mix 3シリーズとの比較を別記事にて紹介したいと思います。
One Mixが次世代モデルにIntelモバイルプロセッサ第10世代、Ice Lake搭載を発表しました。
CHUWIもクラウドファンディングの終了と同時に何か仕掛けて来そうで怖い(楽しみ)ですね(笑)。
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