先日、クラウドファンディングを開始したCHUWI MiniBookですが、出資額はすこぶる順調のようです。
その勢いもあって、クラウドファンディング開始からさまざまなオプションが追加されて進化しています。
まずは指紋認証センサーの搭載が正式決定
2019年6月21日、35万ドルの支援金が早々に達成され、まずは指紋認証センサーの搭載が正式決定しました。自分は指紋認証センサーは最初からついているものと思っていました。
$350K Stretch Goal Announcement
Dear backers,
We’re so grateful for your amazing support on our CHUWI MiniBook campaign!
Now that we have reached over 900% of the Indiegogo target goal. As a thank you, once we reach US$350K, we will add a fingerprint sensor FOR FREE!
PCIe接続SSD512GBモデルも追加
そして2019年6月22日、ついにSSD搭載モデルの発表がありました。
Two New Perks Release
Dear Backers,
You asked! We listened!
After receiving feedback from most of you, we decided to add two perks!
US$459 – MiniBook Intel® Celeron® N4100 with 8GB RAM and 256GB SSD storage
US$599 – MiniBook Intel Core™ M3-8100Y with 8GB RAM and 512GB SSD storage
当初の発表では、ストレージはeMMCでしたので別途SSDを購入して、M.2増設ポートにSSDを増設する必要がありましたが、なんとPCIe接続SSD搭載モデルも発表されました。
512GB SSD搭載モデルが599ドルですから、メモリの違いはありますがGPD P2 MAXよりも安くなっていますね。
メモリ倍増(8GB→16GB)が50台限定10ドルで
CHUWI社からメールが来ていました。なんと50台限定10ドルでメモリが倍増(8GB→16GB)になるオプションでした。すでにSOLD OUTになっています。
2019年6月26日の発表です。
Dear Backer,
I can’t express how grateful I am to have you join me on this awesome campaign-CHUWI MiniBook.
We are listen to you! A new perk for Intel Core™ M3-8100Y version will be released today!
New Perk – RAM Upgrade Pack (8GB to 16GB):
$10 – 50Pcs
$20 – 100pcs
$30 – 200pcs
その後、100台限定で20ドルもSOLD OUTし、なんと200台限定30ドルもSOLD OUT、今現在(2019年6月27日)では200台限定35ドルの価格で落ち着いているようです。
しかし、先ほどの512GB SSD搭載モデルにメモリアップグレード35ドルを足しても価格は非常に魅力的になっています。同時に申し込むことはできるのでしょうか。
追記:しれっとメモリ16GB+SSD512GBモデルが629ドルで追加されていました。GPD P2 MAXよりも安くなりました!
日本市場向けに日本語キーボードタイプもオプションで
GPD P2 MAXもそうでしたが、日本市場向けに、日本語キーボードバージョンもオプションで付けることができます。
1ドルって。。。GPD P2 MAXと同様ステッカーとかではないですよね?画像からは判別できませんでした。もしステッカーではないなら、素晴らしいですね。
まだまだ進化する? CHUWI MiniBook
下記のロードマップを見ると、2019年7月にプロトタイプのテストと製品化に向けた最終テストが行われるようです。この期間にもまだまだ新しい機能やタイプが発表されそうですね。この勢いだと、もしかしたらスタイラスペンにも対応になったりするかもしれませんね。
製品の出荷は2019年9月の予定ですから、まだまだサプライズ要素はありそうです。
ところでIndiegogoのサイトを見ていると、ブラックの筐体モデルの存在?と思いきや、左はOne Mix 2sのブラックモデル?ですかね。キーボード配列が全く同じです。指紋認証センサーが確認できませんが、以前10台限定で販売された幻のOne Mix 2s、プレミアブラックですかね。
CHUWI MiniBookは非常に魅力的なUMP
CHUWI MiniBookは非常に魅力的な製品です。
ですが自分は早々にOne Mix 3sの購入に踏み切りました。
カラーリングやデザイン、価格などの部分では、One Mix 3s最大のライバルでした。
自分が現時点でCHUWI MiniBookを選ばなかったのは次の3点です。
1つ目は、意外と厚みがあることです。第3世代でよりスリムになったOne Mix 3sや、元からスリムなGPD P2 MAXに比べて厚さがあり、持ち運ぶ際にちょっと難があるように思います。
次に、液晶360度回転タブレットモードに対応しながらスタイラスペンに対応できなかった(しなかった?)点です。こちらはまだ、もしかしたら?対応する可能性もありますが、現時点では非常に残念な点です。
最後に、先ほどのロードマップにもあるように、商品の出荷が2019年9月であることです。9月といえばもう2019年も残り4分の1といった時期で、新たにライバル社から新製品の情報も流れていることでしょう。もしかするとCPUも第9世代、Coffee Lake搭載UMPが登場している可能性も大いにあるということです。
今後のCHUWI MiniBookの動向は引き続き追っていきたいです。
自分が今、CHUWI社に求めるUMPのスペックは、PCIe接続SSDはもちろん、7インチでブラックの筐体でスタイラスペン対応、こんな製品が登場したらすぐにでもポチってしまいます。
できたら第9世代インテルモバイルCPU、CoffeeLake搭載だともうやばいですね(笑)。それはOne-Netbook社にも期待しています。できるだけ価格を抑えつつ。。。
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