噂のGPD社次世代モデルのGPD P2 MAXがついに本日(2019年6月26日)、Indiegogoでクラウドファンディングが開始されました。
PCIe接続1TBのSSD搭載モデルの発表はありませんでした。
CPUと筐体カラーの異なる2モデル
CPUと筐体カラーの異なる2モデルてクラウドファンディング開始です。
カラーモデル2種類で、搭載CPUやストレージ容量とメモリ容量が異なります。
アンバーブラック | シルバーモデル | |
CPU | Core m3-8100Y | Celeron 3965Y |
ストレージ | PCIe接続SSD 512GB | PCIe接続SSD 256GB |
メモリ | 16GB | 8GB |
液晶サイズ | 8.9インチ | 8.9インチ |
液晶解像度 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
筐体カラー | アンバーブラック | シルバー |
サイズ | 213 x 149.5 x 5.5-14.2mm | 213 x 149.5 x 5.5-14.2mm |
質量 | 650g | 650g |
バッテリー容量 | 9200mAh | 9200mAh |
価格 | 705ドル | 529ドル |
Celeron 3965Y搭載のシルバーモデルは、ストレージとメモリ容量も抑えつつ、m3-8100Yモデルに比べて176ドル安くなっています。
m3-8100YとCeleron 3965Yの違いは、こちらのサイトが参考になります。
こうしてみると、コンパクトに収まっていますね。このケースは一般販売されるのでしょうか。
GPD P2 MAXのキーボードについて
GPD P2 MAXのキーボードのレイアウトです。
やはりキーボードには右シフトキーがないですね。それと「Del」キーは「Fn」+「Backspace」キーになっています。こちらも不便に感じます。
日本市場向けにP2 Max日本語キーボードステッカーが付属するそうです。
Indiegogoのクラウドファンディングサイトを見ると、Japanese Keyboard Versionがありました。キーボードステッカーではないのでしょうか?
Thanks for your support ! You will get 1 × GPD P2 Max (8100Y + 16GB LPDDR3 + 512GB PCIe NVMe M.2 2280 SSD) . At the same time,we will give you a free Japanese keyboard sticker! It is $137 USD cheaper than the retail price. Free delivery. Shipped on Sep 2019.
https://www.indiegogo.com/projects/gpd-p2-max-the-world-s-smallest-ultrabook/payments/new#/checkout
やはりよく見ると、キーボードステッカーでした。
廉価版、GPD P2 MAXはシルバーの筐体で、Celeron 3965Yを搭載しています。Celeron 3965Yといえば、GPD Pocket 2 アンバーブラックや先日プレオーダーが開始されたOne Mix 1sと同じCPUとなります。
Celeron 3965Y搭載3機種のスペック比較
ちなみに3機種のスペックを比べてみました。GPD P2 MAXのみ、8.9インチ液晶搭載となります。
GPD P2 MAX シルバー | GPD Pocket 2 アンバーブラック | One Mix 1s | |
CPU | Celeron 3965Y | Celeron 3965Y | Celeron 3965Y |
ストレージ | PCIe接続SSD256GB | eMMC 128GB | PCIe接続SSD128GB |
メモリ | 8GB | 4GB | 8GB |
液晶サイズ | 8.9インチ | 7インチ | 7インチ |
液晶解像度 | 2560 x 1600 | 1920 x 1200 | 1920 x 1200 |
筐体カラー | シルバー | ブラック | シルバー |
サイズ | 213 x 149.5 x 14.2 mm | 181 x 113 x 14 mm | 182 x 110 x 17 mm |
質量 | 650g | 465g | 518g |
バッテリー容量 | 9200mAh | 6800mAh | 6500mAh |
価格 | 529ドル | 515.99ドル | 449.99ドル |
GPD P2 MAXのみ液晶が8.9インチとなりますので、一概に比較はできませんが次世代機となりますので、スペックは他2機種よりも高めとなっています。価格に関しては、One Mix 1sの安さが際立ちます。また、GPD Pocket 2 アンバーブラックと比べると、スペックの高さもさらに際立ちますね。
GPD P2 MAXとOne Mix 1sとは、液晶サイズが違いますのでお好みに合わせてといったところでしょうか。
GPD P2 MAXとOne Mix 3sとCHUWI MiniBookの比較
GPD P2 MAX上位モデルm3-8100Y搭載のアンバーブラックと、最大のライバルOne Mix 3s、さらに先日クラウドファンディングが開始されたCHUWI MiniBookとのスペックの比較をしてみました。
スペック | GPD P2 MAX | One Mix 3s | MiniBook |
CPU | m3-8100Y | m3-8100Y | m3-8100Y |
ストレージ | PCIe接続SSD512GB | PCIe接続SSD512GB | eMMC 128GB (PCIe増設スロットあり) |
メモリ | 16GB | 16GB | 8GB |
液晶サイズ | 8.9インチ | 8.4インチ | 8インチ |
液晶解像度 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 | 1920 x 1200 |
筐体カラー | ブラック | ブラック | ガンメタリック |
サイズ | 213×149.5×5.5-14.2mm | 204x129x14.9 mm | 201 x 128 x 19 mm |
質量 | 650g | 659g | 662g |
バッテリー容量 | 9200mAh | 8600mAh | 7000mAh |
価格 | 705ドル | 929.99ドル | 529ドル (200台限定) |
価格ではGPD P2 MAXのシルバーモデルは、MiniBookと同じ設定になりますが、アンバーブラックではやや高くなります。その代わり、MiniBookがSSDはPCIe増設スロットを利用しての増設に対して、GPD P2 MAXとOne Mix 3sは出荷時点でPCIe接続SSDとなっています。
価格に関していえば、One Mix 3sは高級路線を踏襲していますね。
質量とバッテリー容量はGPD P2 MAXの勝利です。液晶サイズが最大の8.9インチにもかかわらず質量は一番軽く、バッテリー容量も最大となっています。このあたりはさすがGPD社といったところでしょうか。
One Mix 3sのプレオーダー、CHUWI MiniBookクラウドファンディング開始の後で
今回、注目の8インチ強液晶搭載UMP(ウルトラモバイルPC)の中で、一番最後に発表される形になったGPD P2 MAXですが、やはりまだまだ日本での知名度は一番高いと思われます。
8インチ強ライバル各機の詳細スペックが出た後で、いよいよ本命のGPD P2 MAXの登場というところでしょうか。
高スペック・高価格のOne Mix 3s、CHUWI社初のUMP(ウルトラモバイルPC)MiniBookまたは中国製UMPの元祖GPD社の次世代マシンGPD P2 MAX。あなたはどの機種を選ぶでしょうか。僕は早々にOne Mix 3sを選びました。
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