GPD社の次世代UMPであるGPD Pocket 2 MAX改めて、GPD P2 MAXがいよいよ2019年6月末、indiegogoでクラウドファンディングが開始されます。
追記:2019年6月26日の午前10:00にクラウドファンディング開始予定だそうです。
CPU、ストレージ、メモリ容量の違う3モデルを投入
上位モデルから順に、CPUがm3-8100YでストレージがNVMe接続SSDなんと1TB!でメモリ16GBのモデル、同じくCPUがm3-8100YでストレージNVMe接続512GBSSDに16GBメモリのモデル、最後にCPUがCeleron 3965YにNVMe接続258GBSSDと8GBメモリの3種類を投入します。
価格は最上位モデルは発表されていませんが、それぞれ705ドル、529ドルとなっています。
About P2 Max campaign price, three options for your selection:
Intel 8100Y + 16GB LPDDR3 + 1TB M.2 NVMe 2280 SSD, to be defined
Intel 8100Y + 16GB LPDDR3 + 512GB M.2 NVMe 2280 SSD, campaign price $705
Intel 3965Y + 8GB LPDDR3 + 256GB M.2 NVMe 2280 SSD, campaign price $529— GPD Game Consoles (@softwincn) 2019年6月14日
Pocketの冠を外したGPD P2 MAX
なぜGPD社は、このP2 MAXをGPD Pocket 3と名付けなかったのでしょうか。筐体サイズもデザインも、GPD Pocket 2から大きく変化しています。
初期の段階では、GPD Pocket 2 MAXとネーミングしていたのですが、ポケットに入らなくなったためにPocketの冠を外したそうです。
そのタイミングで3にしてもよかったと思うのですが、MAXの名前を残すことを優先した、ということでしょうか。
Ultrabookの場合、私たちの定義は次のとおりです。画面は8.9インチ以上10インチ以下にすることはできません。また、重さは700gに制限されます。それを使用するための最良の経験は次のとおりです。両手でキーボードを叩くときに180 cmの高さを持つヨーロッパとアメリカからの成人男性は自由で拘束されていないと感じます、そして13才の女の子片手で簡単に持ち運び、ミニバックパックに簡単に入れることができます。これらの設計基準を満たすことができる場合にのみ、Ultrabookと呼ぶことができます。もちろん、キーボードは、さまざまな倒錯した反人間的なデザインではなく、標準の「QWERTY」レイアウトを採用する必要があります。それは軽くて、薄くて、速くてそして小さいという4つの利点を持つべきです。小さすぎると両手入力には適さず、大きすぎると面倒なノートパソコンになります。
GPD P2 Max: The world’s smallest Ultrabook
同じく次世代モデルのOne Mix 3sと比較すると
One-Netbook社からプレオーダーが始まっているOne Mix 3sとの主なスペックを比較しました。
スペック | GPD P2 MAX | One Mix 3s |
CPU | Core m3-8100Y | Core m3-8100Y |
ストレージ | PCIe接続SSD512GB | PCIe接続SSD512GB |
メモリ | 16GB | 16GB |
液晶サイズ | 8.9インチ | 8.4インチ |
液晶解像度 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
サイズ | 213×149.5×5.5-14.2mm | 204x129x14.9 mm |
質量 | 650g | 659g |
バッテリー容量 | 9200mAh | 8600mAh |
価格(2019/6/15現在) | 705ドル | 929.99ドル |
上記の他にGPD P2 MAXは、200万画素のWebカメラを内蔵しています。その他、One Mix 3s と共通の仕様としては指紋認証センサー、スタイラスペンに対応となっています。
価格はGPD P2 MAXの圧勝です。GPD P2 MAXの方が、225ドルほど安く購入できます。スペック的にはよく似た両機ですが、価格はP2 MAXが圧勝しています。
360度回転しないGPD P2 MAX
GPD社として初めてスタイラスペンに対応したものの、360度回転タブレットモード(YOGAモード)には対応していません。discordでも話題になっていましたが、自分もこの点は残念です。
360度回転タブレットモードにしないと、スタイラスペンの使い勝手はあまりよくないと思うのですが。
気になるキーボードはやはり右シフトキーがない
やはり、右シフトキーはありませんでした。右シフトキーがないと入力に困ることが多いと思うのですが、残念です。
一方、日本市場向けにP2 Max日本語キーボード文字ステッカーセットが提供されるそうです。GPD Pocket 2にもありましたね。
GPD Pocket 2から筐体サイズは大きくなったが
GPD Pocket 2からの筐体サイズはかなり大きくなっているのですが、実際には液晶サイズ9インチ以下ですから、普通のコンパクトノートパソコンに比べるとやはりさらにコンパクトになっていますね。下の画像ではかなりコンパクトに見えます。
もともと7インチ、超ウルトラモバイルパソコンのGPD Pocket初代や2、One Mix 2sのインパクトが大きすぎましたが、液晶サイズ8インチ台でも十分コンパクトなんですよね。
iPad miniとほぼ同じサイズで、キーボードがついているのですから魅力的な製品であることは間違いないです。
価格に魅力を感じられたら、購入するに値しますね。
次は、CHUWI MiniBookの正式発表ですね。この記事を投稿するときには、あと3日の表示になっていることでしょう。こちらも楽しみです。
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