最近はいろいろなメーカーからUMP(ウルトラモバイルPC)の発表が相次いでいます。
8インチ液晶搭載UMPが全盛の中、今回はOne Mix 2s、1sやGPD Pocket 2などと同様の7インチ液晶搭載、新たなUMP「Peakago」の紹介です。
果たして7インチ液晶搭載UMPのライバルとなりうるのでしょうか。
7インチ液晶UMPに新たに参戦?
以前、やはり同じく7インチ液晶搭載のUMPがIndiegogoでクラウドファンディングが開始されました。
まあ、こちらはあまりにもスペックを盛りすぎていて、One-Netbook公式も注意を喚起するくらいでしたから最終的にはIndiegogoでのクラウドファンディングは中止となっていますが、今回の「Peakago」も筐体がOne Mix 2sにそっくりですが、特にOne-Netbook社からのツイートもありません(まだクラウドファンディングは開始されていませんが)。
ブラックのボディは魅力的
自分はブラックボディのOne Mix 3sに一目惚れするくらいブラックの筐体が好きですが、「Peakago」も画像を見る限りブラックボディで素晴らしいですね。
このように、筐体デザインはまるでOne Mix 2sと全く同じように見えます。右上に指紋認証センサーのような円形のボタンがありますが、これは電源ボタンのようですね。
ブラックボディの「Peakago」のスペックは
7インチ液晶搭載UMP「Peakago」のスペックをOne Mix 1sと比べてみました。
スペック | Peakago | One Mix 1s |
CPU | Atom Z8350 | Celeron 3965Y |
ストレージ | 128GB(種類は不明) | 128GB(PCIe接続SSD) |
メモリ | 8GB | 8GB |
液晶サイズ | 7インチ | 7インチ |
サイズ | 181 × 113.6 × 19.6mm | 182 × 110 × 17mm |
質量 | 700g | 518g |
バッテリー容量 | 4500mAh | 6500mAh |
筐体デザインがよく似ているOne Mix1s(2s)とPeakagoですが、微妙に筐体サイズが違っています。特に厚さが3mmほど厚くなっています。
PeakagoのCPUはAtom Z8350を搭載
最近発表されているUMPのCPUがCeleron 3965YやCore m3-8100Yであるのに対し、PeakagoはCPUにAtom Z8350を搭載しています。
PassMarkではCeleron 3965Yが1607に対し、Atom Z8350が1274とかなりスコアが低くなっています。
ちなみにCore i3 8100Yが3562ですからその差は圧倒的です。
7インチ液晶搭載Peakagoのセールスポイントは?
CPUで劣り、ストレージもeMMCかもしれないPeakagoのセールスポイントとはずばり価格です。
Peakagoのクラウドファンディング価格は$300だそうです。驚きの価格ですね。
その他のスペックとしては、液晶360度回転タブレットモード対応、さらにフロントにカメラが装備されている点もセールスポイントになります。
ただ、残念ながらスタイラスペンには対応していないようです。
いずれにせよPeakagoのクラウドファンディングが開始してから
まだまだ不明な点は多いですが、クラウドファンディングが開始されることによって新たな魅力が発見されるかもしれません。
CPUは残念な点ですが、その他の基本スペックはきっちりと抑えている感があります。ブラックボディも魅力の一つですね。
Peakagoのクラウドファンディングが開始されたらまた記事を投稿したいと思います。
ちなみにこちらは8.9インチ液晶ですが、クラウドファンディングを経ずにまもなくgeekbuyingで発売開始の「MAG1」です。
GPD P2 MAXのライバルとして非常に魅力的な製品になっています。
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