気になっていた新しい中国製UMP(ウルトラモバイルPC・ノートパソコン)、Magic-Ben社の「MAG1」がまもなくgeekbuyingでの販売を開始するとの連絡をいただきました。
液晶サイズが8.9インチですから、One Mix 3シリーズのライバルというよりもGPD P2 MAXのライバルになりますね。
8.9インチ液晶搭載「MAG1」のスペックは
8.9インチ液晶搭載といことで、GPD P2 MAXとのスペックの比較です。
スペック | GPD P2 Max | MAG1 |
CPU | Core m3 8100Y/Celeron 3965Y | Core m3 8100Y |
液晶サイズ | 8.9インチ | 8.9インチ |
液晶解像度 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
メモリー | 8GB/16GB | 8GB/16GB |
ストレージ | PCIe SSD 256/512GB | PCIe SSD 256/512GB |
質量 | 680g | 690g |
バッテリー容量 | 9200mAh | 8,600mAh |
本体サイズ | 213 x 149.5 x 14.2mm | 207 x 146 x 17mm |
MAG1はGPD P2 MAXとほぼ同じスペックになっています。
むしろGPD P2 MAXのシルバーモデルはCPUがCeleron 3965Yですから、MAG1がスペックで上回っています。
また両機種ともポインティングディバイスとしてタッチパッドを搭載しています。
GPD P2 MAXに比べて小さめのタッチパッドになっています。筐体サイズのコンパクト化の一因ですね。GPD P2 MAXの弱点である筐体サイズの巨大化を、「MAG1」はタッチパッドを搭載しながらもクリアしています。
またGPD P2 MAXにはない機能である、キーボードバックライトも搭載されています。
残念ながらいずれの機種も液晶360度回転タブレットモードには対応していません。
8.9インチ液晶搭載で液晶画面の占有率は86%
液晶画面が86%を占めるということですので、非常にコンパクトな筐体に仕上げることができたのですね。
非常にベゼルがスリムで美しい液晶ですね。
気になる「MAG1」の価格は?
価格は8GB/256GBが$590、16GB/512GBが$735となっています。
クラウドファンディング時のGPD P2 MAXの価格がそれぞれ$529、$705でしたから、両機種がgeekbuyingで販売開始されるとほぼ同価格になるのではないでしょうか。
GPD P2 MAXのシルバーモデル(廉価版)はCPUがCeleron 3965Yでしたので、MAG1の8GB/256GBモデルはCPUにm3-8100Yを搭載しながらも、価格はかなりリーズナブルですね。
GPD P2 MAXはまだgeekbuyingでの一般販売は開始されていませんが、Amazonなどの国内ではすでに販売されています。
MAG1実機とGPD P2 MAXのサイズ比較画像
下の画像は、Magic-Ben社からいただいたMAG1とGPD P2 MAXとのサイズ比較画像です。
画像から厚さは分かりませんが、同じく8.9インチ液晶搭載のGPD P2 MAXより一回りコンパクトになっていますね。
キーボードもタッチしやすそうですね。小さいながらもちゃんと右Shiftキーもあります。
また、右上には指紋認証センサーも見えます。
筐体サイズが大きくなってポケットに入らなくなったGPD P2 MAXですが、MAG1は同じ8.9インチ液晶でも非常にコンパクトになっています。
カラーはブラック(ガンメタリック)とシルバーの2種類?
Magic-Ben社のサイトを拝見すると、トップにシルバーモデルもMAG1があります。
その他の画像はすべてブラックの筐体ですから、果たしてシルバーモデルは存在するのでしょうか。
よく画像をみると、ブラックというよりガンメタリックに近い感じですね。
GPD P2 MAXのアンバーブラックよりも、CHUWI MiniBookやOne Mix 3s Platinumに近いガンメタリックのようですね。
JD.comに続いてgeekbuyingでもまもなく販売開始!
JD.comではすでにプレオーダーが開始されています。
Magic-Ben社によると、まもなくgeekbuyingでの販売も開始されるとのことで詳細が分かればまた記事にしたいと思います。
GPD P2 MAXに失望された方にとって、「MAG1」はとても魅力的な商品となっているのではないでしょうか。
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