ある日、何気なくGoogle アドセンスページを見ていると、下記のようなエラーメッセージが表示されていました。
「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」
このようなメッセージを見たのはもちろん初めてでした。
今月はアドセンスも調子が良かったのですが、どきどきしながら上図の「操作」をクリックしてみました。
「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」
「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」と表示された画面から「操作」をクリックすると、「ポリシー」ページへとジャンプしました。
「問題のあるサイト」ということで、当サイトのドメインが表示され、「問題の種類=クローラ ページが見つかりません」と表示されています。
「違反措置の前回の適用日」が2020年3月24日となっています。
ポリシーセンターで「違反措置」という文字があると怖いですよね。
詳細を確認するために三角矢印をクリックします。
詳細を確認すると、問題のページはなんと作成中の記事のプレビュー画面でした。
ヘルプの「要修正」を確認すると問題はなさそう
「ページに関する問題」の詳細画面の「要修正」の「?(クエスチョンマーク」をクリックすると下図のように表示されました。
要修正
「要修正」列に [はい] と表示されている場合は、問題の一部がポリシー違反となっているため、対応が必要となります。
「要修正」が「はい」になっている場合はポリシー違反、「いいえ」になっている場合は無問題のようです。
「要修正」が「はい」になっている場合は下記の引用を参考に、ポリシー違反を解消し、審査をリクエストする必要があります。
ポリシー違反
[修正が必要] 列に「はい」と表示されている場合は、サイト、サイトのセクション、ページのいずれかがプログラム ポリシーに準拠していないため、違反措置が適用されています。ページでこの措置が取られている場合は、そのページがポリシーに違反しています。サイトまたはサイトのセクションでこの措置が取られている場合は、そのサイトまたはサイトのセクションに含まれる複数のページがポリシーに違反しています。この場合は、サイト全体またはサイトのセクションを確認し、ポリシーに準拠するように修正を加える必要があります。サイト、サイトのセクション、ページのポリシー違反を解消したら、審査をリクエストできます。また、ポリシーに違反しているサイト、サイトのセクション、ページへの広告配信を停止する場合は、該当のサイト、サイトのセクション、ページから AdSense 広告コードを削除します。ポリシー違反は、7〜10 日以内にポリシー センターから自動的に削除されます。なお、自動広告の場合は、新しい URL グループを作成し、広告配信を停止するページを指定します。広告フォーマットはすべて未指定のままにしてください。
ポリシー違反への措置 広告配信に影響する可能性がある問題をポリシー センターで解消する
一方で「要修正」列が「いいえ」の場合は、下の引用のように広告が表示されないだけであって特に問題はありません。
サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツ
ポリシー違反への措置 広告配信に影響する可能性がある問題をポリシー センターで解消する
[修正が必要] 列に「いいえ」と表示されている場合は、Google サイト運営者 / パブリッシャー向け制限コンテンツに該当するコンテンツがサイトに含まれています。このタイプのコンテンツを収益化しても問題はありませんが、一部の広告のソースは入札できなくなるため、広告配信が減る可能性があります。
今回の当サイトで表示された「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」は、公開前の記事のプレビューページでしたので、特に収益の損失には関係がありませんでした。
なぜ公開前のプレビューページでアドセンスエラーが表示されたのか?
今まで自分は、記事公開前のプレビューページで記事のチェック・校正をしています。
プレビューページで確認しているときにも、もちろんアドセンス広告は表示されていました。
いままでもそのような状態だったのですが、アドセンスから警告を受けたことは一度もありませんでした。
下手をするとプレビュー画面のまま数ヶ月ほったらかしのままの状態でもこのような警告はなかったのですが、なぜ今更「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。 」が表示されたのでしょうか。
いろいろなサイトを拝見しましたが、同様に記事のプレビューページでこのようなエラーが表示されているようです。
考えられる可能性は一つ、Google アドセンス自体のエラーです。
下書き記事のプレビュー画面で「広告クロール」のエラーが表示されても気にする必要はない
下書き記事のプレビュー画面で「広告クロール」のエラーが表示されても、全く気にする必要はありません。
「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」の画面で「表示しない」をクリックすると、以降アドセンスの画面には表示されなくなります。
「広告クローラのエラーが生じており、収益の損失が発生する可能性があります。」の対象が、公開前の記事のプレビューページであれば何もする必要はない、ということが結論となります。
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