「インク数式」って便利!知ってました?
お恥ずかしながら自分は知りませんでした。めっちゃ便利ですね。
手書きで数式を書くと、それをWordが認識し、挿入してくれます。
「挿入」「数式」から「数式ツール」のメニューの一番左の「インク数式」です。
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すると、下図のようなダイアログボックスが開きます。
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試しに、ちょっと複雑な数式を、手書きで入力してみます。
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おお、素晴らしい認識力です(へた字でごめんなさい)!こんなへた字でも大丈夫なんですね。
続いて、みなさんも中学で学習した「解の公式」にチャレンジしてみます。
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相変わらずへた字(笑)。でも、ちゃんと認識してくれています!
うまくいかない場合も、「消去」や「選択と修正」で再認識してくれますよ。
これを以前の数式エディター(MathType)や、キーボードで入力していたら凄い時間がかかります。
それが、へた字でもあっという間に数式が入力できます!
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エクセルにも数式を入力できる!
Office(オフィス)2019&2017&365では、エクセルでも数式を同様に入力することができます。
Excel(エクセル)の「挿入」リボンの右端の「記号と特殊文字」をクリックして、「数式」です。
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もちろん、セルに入るわけではなく、図としての挿入になりますが、エクセルで数式が利用できるのは超便利ですね。
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もちろん、インク数式も利用可能です。
Word(ワード)2019&365の新機能 LaTeX入力
ところで、Word(ワード)2019(365)の新しい機能である数式には、「LaTeX入力」なるものがあります。
数式で LaTeX 構文を使用する
Word は、数式を作成して編集できる LaTeX の数式構文をサポートするようになりました。[数式] タブから LaTeX 形式を選択して、数式を記述します。
Word 2019 for Windows の新機能 – Word – Office Support – Office 365
LaTeXとは、文字や図版の要素を紙面に配置する作業をコンピューターで行うことができる機能です。
TeX,LaTeX とは?
TeX は Donald Ervin Knuth によって開発された,フリーの「組版システム」です。 すなわち,活版印刷のような「文字や図版などの要素を紙面に配置する」という作業をコンピュータで行います。LaTeX は TeX の上に構築されたフリーの文書処理システムです。 Leslie Lamport によって開発されました。 TeX は「組版のために開発された言語」でもあり,そのままでは使いにくい点もあるので,LaTeX では一般的な文書作成に便利な機能拡張がなされています。
LaTeX入門 – TeX Wiki
ところで、数式エディターにはUnicode形式とLaTeX構文の二つがあります。
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