いよいよWindows10 64bit版をクリーンインストール
インストール用USBメディアを差してパソコンを起動
先ほど作成したUSBメディアをパソコンに差した状態で、パソコンを起動します。するとWindows10のインストール画面になります。
以下、注意点を何点か挙げておきます。
Windows10インストール画面が表示されずにWindows10が起動する場合
USBメディアからWindows10インストール画面が出ない場合は、「BIOS」の設定画面を表示させて、ハードディスクよりもUSBメディアからの起動を優先させる必要があります。
「BIOS」画面を表示させるには、パソコンの種類によって、パソコンの起動後、「F2」キーか「Delete」キーを押す必要があります。
「BIOS」設定画面の「Boot Option」でUSBメディアの優先順位を高くして、起動時にハードディスクよりも先に読み込ませる設定をして、「Save & Exit」をクリックして、設定を保存してBIOS画面を終了します。
Windows10のエディションに注意
先述しましたが、Window10 32bit ProからはWindow10 64bit Proしかインストールできません。
同様にHomeからもWindow10 64bit Homeしかインストールできませんので、エディション選択画面ではご注意ください。
間違えると、インストール終了後認証されない状態になります。
プロダクトキーの入力を求められたら
途中、プロダクトキーの入力を求められる場合があります。その際は、「プロダクト キーがありません(I)」をクリックしてインストールを続行していきます。一度、Windows10をインストールしていますので、クリーンインストール後にちゃんと認証されます。
インストールの種類は「カスタム」
インストールの種類を選ぶ画面では、「カスタム Windowsのみインストールする」をクリックします(クリーンインストールになりますが、バックアップを取っていますので大丈夫です)。
再起動の前にUSBメモリを外しておく
Windows10のインストールでは、何度か再起動します。
起動用USBメモリを接続したままでは、一からWindows10のインストール画面が表示されてしまいますので、1回目の再起動の前にUSBメモリを外しておく必要があります。
以上の点に注意して、画面の指示に従ってインストールしていけば問題なくクリーンインストールは完了します。
クリーンインストール完了後
クリーンインストールは時間がかかります。
クリーンインストール完了後、先ほどバックアップを取ったドキュメントやピクチャなどをコピーします。
オフィスなどのアプリは再インストールする必要があります。
万が一、アプリのデータや設定など、バックアップし忘れていたファイルがあっても、クリーンインストール前のディスクイメージがあれば、外付けハードディスクを繋げて取り出すことが可能です。
これで安心して32bit Windows10から64bitに変更することができますね。
まだ、現在ハードディスクをご利用の方はこの機会にSSDに換装することもおすすめします。
SSDに換装するだけで、古いPCが生き返りますよ。今はSSDも非常にリーズナブルな価格になっています。
まだWindows10 32bit版をご利用の方は、メモリを増設して、Windows10 64bit版をクリーンインストールして、現在ご利用のパソコンを快適に利用しましょう。
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コメント
コメント一覧 (2件)
>再起動の前にUSBメモリを外しておく
こちらに気づかず無限ループに嵌っているところでした。お蔭様で無事にインストールすることができました。
通りすがり様
コメントありがとうございます。
無事インストールできたとのことでよかったです。
お役に立てて光栄です。
また機会があって当サイトに訪問いただけたら幸いです。