One-Netbook社の勢いは止まりません。Intel第10世代モバイルプロセッサ搭載、One Mix 3シリーズに新モデルです。
Core i5-10210Y搭載の「One Mix 3 Pro」、Core i7-10510Y搭載「OneMix 3Pro KoiEdition」に続いて、Core i3-10110Y搭載の「One Mix 3s+(プラス)」の登場です!
One Mix 3 Proよりも210ドルも低価格
geekbuyingでの価格を比べると、One Mix 3 Proよりも210ドルも安い価格設定となっています(スタイラスペンなしモデルで比較)。
One Mix 3 Proは、クーポンコード「Mix3Pro」の適用でスタイラスペンセットが$939.99となっています。
今回追加された新モデルの3s+は、クーポンコード「OneMix3SPlus」の適用でなんと$776.99(スタイラスペンなし)となります。
追記:Amazonでも販売開始されました。
Intel第10世代モデルプロセッサ「Comet Lake」が揃い踏み!
Core i3搭載UMPC、「One Mix 3s+」の登場で、One Mix 3シリーズは実にIntel第10世代モバイルプロセッサ「Comet Lake」搭載マシンを早くも3シリーズラインナップしたことになります。
OneMix 3s+ | OneMix 3Pro KoiEdition | OneMix 3Pro | |
CPU | Core i3-10110Y | Core i7-10510Y | Core i5-10210Y |
本体色 | ブラック | レッド | ブラック |
画像解像度 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
液晶サイズ | 8.4インチ | 8.4インチ | 8.4インチ |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 256GB | 512GB | 512GB |
本体サイズ | 204 x 129 x 14.9mm | 204 x 129 x 14.9mm | 204 x 129 x 14.9mm |
質量 | 670g | 670g | 659g |
バッテリー容量 | 8600mAh | 8600mAh | 8600mAh |
スタイラスペン | 4096段階 | 4096段階 | 4096段階 |
見た目はブラックボディのOne Mix 3sやOne Mix 3 Proとほぼ変わりません。ただ、Koi Limitedの発表から質量がやや大きくなっています。Koi Limitedだけかと思ったら、今回の3s+も同じく0.67kgとなっています。わずか11gの差ですが。
ブラックボディは美しいです。。。
メモリ8GBで4G(LTE)は搭載可能なのか?
ストレージ容量がNVMe(PCIe)接続SSD256GB、メモリが8GBとなっていますがUMPC(ウルトラモバイルパソコン)としては贅沢過ぎるスペックになっています。
むしろメモリが8GBになることによって4G(LTE)モジュールの搭載が可能なのでは?と思いOne-Netbook社の担当者の方に確認しました。
回答はm3-8100Y搭載のOne Mix 3シリーズとは筐体(基盤)が違うとのことで、空きM.2スロットがないために4G(LTE)モジュールの装着は難しいとのことでした。
Intel第10世代モバイルプロセッサ「Comet Lake」Yシリーズのスペック比較
今回のOne Mix 3s+の登場で、One MixシリーズはCore i7、i5、i3から用途によってCPUを選択することが可能になりました。
プロセッサ | コア/スレッド数 | キャッシュ | TDP | ベース周波数(GHz) | 最大1コア周波数(GHz) | 最大全コア周波数(GHz) | GPU周波数 |
Core i7-10510Y | 4/8 | 8MB | 4.5W | 1.2 | 4.5 | 3.2 | 1.15 |
Core i5-10310Y | 4/8 | 6MB | 5.5W | 1.1 | 4.1 | 2.8 | 1.05 |
Core i5-10210Y | 4/8 | 6MB | 4.5W | 1.0 | 4.0 | 2.7 | 1.05 |
Core i3-10110Y | 2/4 | 4MB | 5.5W | 1.0 | 4.0 | 3.7 | 1.00 |
「Comet Lake」Yシリーズの中ではCore i3-10110Yだけが2コアとなっていますが、逆にバッテリーの持ちに期待できそうですね。
早くも旧世代となったCPUと筐体カラーだけが違う、Core m3-8100Y搭載のOne Mix 3シルバーモデルよりも総合的な性能は上回るでしょう。
日本語キーボード対応は今のところなし
今のところOne Mix 3s+はgeekbuyingのみでの販売となっていて、日本正規代理店のテックワンからはまだ発表がありません。
それにともなって、One Mix 3s+は今のところ日本語キーボードモデルは販売されていません。
逆に年末に発表された「One Mix 3 Pro Koi Limited」はgeekbuyingでの取り扱いはまだなく、日本でのみの販売となっています。
こちらもgeekbuyingの担当者の方に確認中です。近く回答をいただけるとのことでした。
クーポンコード「OneMix3SPlus」の適用でなんと$776.99(スタイラスペンなし)という価格設定の「One Mix 3s+(プラス)」、ブラックボディで非常にコストパフォーマンスに優れたモデルの登場です。
正直、欲しいです。バッテリーの持ちがOne Mix 3 Proよりもいいのであれば買いですね。
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