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エクセルのカレンダーで祝日を自動表示&土日祝日に色付けする方法 365・2019・2016・2013・2010・2007対応

目次

VLOOLUP関数でカレンダーに祝日を表示

祝日のデータベースを入手

2020年の祝日データは下記のサイトを参考にしました。

VLOOKUP関数を利用するため、日付を左端に編集しています。

日付名称備考
2020/1/1元日 
2020/1/13成人の日 
2020/2/11建国記念の日 
2020/2/23天皇誕生日 
2020/2/24休日祝日法第3条第2項による休日
2020/3/20春分の日 
2020/4/29昭和の日 
2020/5/3憲法記念日 
2020/5/4みどりの日 
2020/5/5こどもの日 
2020/5/6休日祝日法第3条第2項による休日
2020/7/23海の日 
2020/7/24スポーツの日 
2020/8/10山の日 
2020/9/21敬老の日 
2020/9/22秋分の日 
2020/11/3文化の日 
2020/11/23勤労感謝の日 

このデータを利用して、カレンダーのブックにシート「2020年祝日一覧」を作成し、貼り付けています。

また、セル範囲「A2:B19」のセル範囲に「祝日」という名前を設定しています。

セル範囲「祝日」

IFERROR関数とVLOOKUP関数で祝日を表示する数式を作成

祝日データベースの用意ができましたら、いよいよ祝日を表示する数式を入力します。

ここでは、「IFERROR関数」と「VLOOKUP関数」を利用します。

セル「C2」に以下のような数式を入力します。

=IFERROR(VLOOKUP(A2,祝日,2,FALSE),"")
IFERROR関数とVLOOKUP関数を利用して祝日を表示

数式の意味を簡単に説明すると「IFERROR(VLOOKUPでA2セルの日付がデータ範囲「祝日データ」があれば「祝日データ」の2列目を表示,該当する日付がなければ(エラーの場合)は空白(””)を表示」という意味です。

すると、下図のように2020年1月1日には「元日」と表示されました。

2020年1月1日に「元旦」表示

作成した数式をコピーして完成

先ほど作成した「C1」セルの数式を該当するセル(下図)に貼り付けます。

該当するセルに数式を貼り付け

すると下図のように2020年1月と2月の祝日が表示されました。

祝日が自動で表示された

祝日に色をつけるには少し工夫が必要

この後、祝日を含んだ日付のフォントを赤に変更するには少し工夫が必要です。

ここでは、「成人の日」である2020年1月13日のセル、「A14」セルで新しいルールを追加をします。

「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の欄の数式は

=COUNTIF(祝日,C2)>=1

としています。

これは、隣接するC2セルの内容が、リスト範囲である「祝日」内に1つ以上含まれている場合を表しています。1つ以上にしているのは、振替休日である「休日」という祝日が2つ以上含まれている場合を想定して「>=1」としています。

祝日表示のセルの書式を変更

下図のように、2020年1月13日の日付が赤くなりました。

祝日の日付が赤色フォントに

同様に、B14セルの条件付き書式を追加します。

下図のように追加してください。

祝日の曜日の色を赤色に変更する条件式

その後、A14~B14セルの書式を各セルにコピー貼り付けをすると、下図のように祝日の色も変更され、今回のカレンダーは完成しました。

祝日表示対応・土日祝に色を付けたカレンダーの完成

エクセルでカレンダーの作成は簡単にできる

エクセルでカレンダーを作成することは、コツを掴めば簡単に作成できます。

今回は単に土日と祝日のセルに、「条件付き書式」を利用して色を付ける方法を紹介しましたが、永年使用可能な次の記事のカレンダーでも表示が可能です。

また、上記のカレンダーで月を変更しても自動で「祝日」が表示される方法を記事にしたいと思います。

エクセルでカレンダーを作成してこういうことがしたいなどのリクエストや、疑問点ががありましたら、コメントいただけたら記事にしたいと思います。

追記:VBAを駆使して、万年カレンダーに祝祭日自動表示、予定も書き込めるタイプの違う2種類のエクセルファイルをアップしました。

ぜひご覧ください。

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