WordPressが5.2にアップデートされてから、本格的に「サイトヘルス」機能が稼働し始めました。
ところが当サイトではずっとWordPressの「サイトヘルス」では100%が取れていませんでした。
理由は「PHP」のバージョンが最新ではないためでした。
「サイトヘルス」では96%が最高だった
上記の記事でも書いていたのですが、WordPress5.2の「サイトヘルス」では、96%が最高でした。
「1件のおすすめの改善」には、「PHP の更新をおすすめします」の項目があり、こればっかりはサーバーの対応を待つしかありませんでした。
「サイトヘルス」の「情報」画面を見ると、PHPのバージョンは「7.2.20」でした。
現在(2019年10月)、公式にサポートされているPHPの最新バージョンは「7.3」となっています。
XSERVERから「PHP 7.3導入」の連絡が来ていた
当サイトのサーバーは「XSERVER」を利用しています。
そして、ついに「XSERVER」も「PHP 7.3」を導入するとのお知らせが届きました。
この度エックスサーバーでは、『PHP7.3』を導入いたしました。
PHP 7.3 は現在公式にサポートされているPHPの最新バージョンとなります。
PHP 7.2 と比較して10%程度の高速化を実現するとともに、
安定した動作が可能となるよう、機能追加や最適化が施されております。
PHP 7.3 をご利用いただくことにより、より高速かつ安定したウェブサイト運用が可能となります。
PHP 7.2と比べて10%程度の高速化が実現できるとのことと機能の追加や最適化があるとのことです。
ということで早速、XSERVERでPHPのバージョンアップをしてみました。
XSERVERでのPHPのバージョンアップ方法
XSERVERでのPHPのバージョンアップ方法は簡単です。
XSERVERの「SeverPanel」にログインして、左から2番目、下から2番目の「PHP Ver. 切替」をクリックします。
「ドメイン選択画面」で、バージョンアップしたいドメインの「選択する」をクリックします。
「PHP7.2.17」が推奨となっていますが、構わず「PHP7.3.8」を選択して「変更」をクリックします。
「変更」ボタンを押すと、アッという間に「PHPバージョンを「PHP7.3.8」に変更しました。」と表示されて無事PHPのバージョンアップが完了しました。
こんなにすんなりアップデートが完了するとは思いませんでした。
さっそくWordPressの「サイトヘルス」を確認してみた
PHPのバージョンアップ後、さっそくWordPressの「サイトヘルス」を確認すると、ついに「100%」になっていました。
「サイトヘルス」の「情報」でPHPのバージョンを確認しても、ちゃんと「PHP バージョン 7.3.8」と表示されています。
「サイトヘルス」で100%にするためには、サーバー側の対応PHPのバージョンに左右されるのですね。
XSERVERをご利用の方は、ぜひPHPのバージョンを7.3.8にバージョンアップして「サイトヘルス100%」を目指してみてはいかがでしょうか。
ブログのスピードは上がったのか? スピードチェックをしてみた
実はほんとに久しぶりに、今回のPHPのバージョンをアップする前に 「PageSpeed Insights」でスピードテストをしていました。
そして、PHPのバージョンアップの前後のスコアを比較してみました。
こちらが、バージョンアップ前の「モバイル」のスコアです。
そしてこちらがバージョンアップ後の「モバイル」のスコアです。
スコアが微妙ながらもアップしています。
続いて、バージョンアップ前の「パソコン」のスコアです。
そして、バージョンアップ後の「パソコン」のスコアです。
なんと下がっています。。。相変わらず時間帯や状況にもよるのでしょうが、 「PageSpeed Insights」 は不安定ですね。あまり気にしないようにします。
今回は「サイトヘルス」で「100%」になっただけで良しとします。
さくらサーバーはすでにPHPのバージョン7.3に対応
「さくらサーバー」ではすでにPHPのバージョンが7.3になっているのですね。しかも自動的に変更されるようです。
「XSERVER」のPHPバージョン7.3対応は2019年10月24日開始でしたが、自分で選択できるのはいいですね。
まだPHPのバージョンアップがまだの方でXSERVERご利用のみなさんは、PHPバージョン7.3へのバージョンアップをして、「サイトヘルス」で100%を取って「すばらしい!」とWordPressに褒めてもらいましょう。
「サイトヘルス100%」と表示されるのは気持ちがいいものですよ。
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