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リストから掛け算・足し算・ひき算に変更できるように対応
このままでも十分すぎる百マス計算ですが、さらに機能を追加します。
掛け算以外に、足し算とひき算に対応するように変更します。
まずは、A1セルをクリックし、「データ」「データの入力規則」をクリックします。
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ここでは単純に、「×」「+」「-」の三種類ですので、「データの入力規則」は下図のようになります。
入力値の種類は「リスト」、元の値はコンマ区切りで「×,+,-」を入力しOKをクリックします。
下図のように、リストA1セルをクリックするとリストが表示されました。
IFS関数による分岐
リストから「×」「+」「-」を選ぶことによって計算を変えるには「IFS関数」を利用します。
「IFS関数」に関する詳細は下記の記事をご覧ください。
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B2セルを次のように変更します。
=IFS($A$1="×",$A2*B$1,$A$1="+",$A2+B$1,$A$1="-",$A2-B$1)
「IFS関数」の分岐は下記のようになります。
編集したセルB2の数式をJ10までコピーし、再計算を実行する前の状態が下図になります。再計算を実行していませんので、まだ計算結果は正しくはありません。
そしてA1セルを「+」に変更して、F9を押した状態が下図となります。
すべてうまく計算されていることがお分かりいただけますでしょうか。
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