日本初UMPCと思われた「MAL-FWTVPCM0」でしたが、中身はTopJoy社「Falcon PC」のOEM製品でした。
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そして今回、同じ国産メーカーであるFFF Smart Life Connected社(MARSHAL)から、新UMPCである「MAL-FWTVPCM1」として販売が開始されました。
新機種はどのUMPCのOEM?
もちろんSmart Life Connected社からは発表はありませんが、筐体デザインを見るとあの「CHUWI Minibook」とそっくりとなっています。
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後述するスペックを見ても筐体サイズや質量、指紋認証センサーや電源の位置も全く同じとなっています。
おそらくSmart Life Connected社第2弾8インチUMPCである「MAL-FWTVPCM1」は「CHUWI Minibook」のOEM製品です。
実はAmazonから販売されるのを待って記事にしたかったのですが、Amazonのリンクは「現在在庫切れです。」のままとなっています。
楽天市場とYahooショッピングでは購入可能です。
2020年5月1日追記:ついにAmazonでも販売開始されました。
「MAL-FWTVPCM1」のスペックは?
「MAL-FWTVPCM1」の主なスペックは下記となります。
型番 | MAL-FWTVPCM1 |
オペレーティングシステム | Windows 10 Pro 64bit |
プロセッサー | Pentium Silver N5000 |
メインメモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
ストレージ増設 | M.2 2242 SATA |
Webカメラ | 200万画素 |
グラフィックスタイプ | UHD Graphics 605 |
ディスプレイ | 8.0インチワイド(16:10) |
画像解像度 | 1920×1200 |
キーボード | FFFオリジナル日本語キー配列、バックライト機能付き |
指紋認証センサー | 電源ボタンに搭載 |
サイズ | 200.6 x 130.6 x 17.9mm |
質量 | 約674g |
標準バッテリ | 3,500mAh |
CPUには、Pentium Silver N5000を搭載しています。TopJoy社、Falcon PCと同じですね。
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CPUはIntel Pentium Silver N5000 quad-coreを採用とのこと。まだPentiumの名称が残ってるんですね。Pentium Silverですか。Celeronの上位版ということですから、まずまずの性能のようですね。ただ、Pentium Silver N5000はGemini Lake (2017年12月発表)世代ということで、やや古い部類のCPUになります。PassMarkスコアもありませんでした。それでも初代GPD PocketのCPUであるAtom x7 8750より高性能ということです。
https://long-valley-river.com/3183
ただ、特筆すべきはOSにWindow 10 Proを搭載している点ではないでしょうか。従来のUMPCではいずれもWindow 10 Homeを搭載していましたので、Pro搭載のUMPCは初ではないでしょうか。
CHUWI Minibook Gemini Lakeモデルとのスペック比較
「MAL-FWTVPCM1」は増設M.2ポートがSATA接続となっていますので、「CHUWI Minibook」の下位モデル、Gemini Lake N4100で比較してみます。
型番 | MAL-FWTVPCM1 | CHUWI Minibook |
CPU | Gemini Lake N5000 | Gemini Lake N4100 |
メモリ | 4GB | 8GB |
ストレージ | 128GB eMMC | 128GB eMMC+128GB SSD |
グラフィックスタイプ | UHD Graphics 605 | UHD Graphics 600 |
ディスプレイ | 1920×1200 | 1920×1200 |
サイズ | 200.6 x 130.6 x 17.9mm | 201 x 128 x 19 mm |
質量 | 約674g | 662.2g |
バッテリー容量 | 3,500mAh | 7000mAh |
筐体サイズや質量が微妙に違っていますが、全く同じ筐体を利用していることが分かります。
「MAL-FWTVPCM1」が税込み価格で59,800円に対して、CHUWI MinibookのGemini Lake N4100モデルがAmazonでは49,000円となっています。
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さらにgeeekbuyingでは、クーポンコードを利用してもっとお安く購入が可能です。
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数量限定44,800円は魅力的だったが
実はAmazonでの販売が開始されるまでに、「MAL-FWTVPCM1」は数量限定で44,800円の特別価格で予約販売されていました。
そちらはすでに売り切れとなっています。
59,800円という価格であれば、CHUWI MinibookのGemini Lake N4100モデルを購入した方がお得感があるかもしれません。
ただ国産UMPCであるという安心感から、「MAL-FWTVPCM1」を選択することもありかと思います。
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実際、当サイトで紹介した前モデルである「MAL-FWTVPCM0」も非常に好評でした。
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/06/fwtvpcm0-300x210.jpg)
日本国内メーカーから販売のUMPCに魅力を感じる方には、非常におすすめな製品となっています。
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