UMPCの価格もついにここまで来ました。
なんと7インチ液晶搭載、タブレットモード対応UMPC「NANNOTE」がドン・キホーテから2020年5月1日から販売開始です!
スペックはかなり抑えつつコストパフォーマンス重視
ドン・キホーテの「情熱価格PCシリーズ」に、ついに7インチ液晶搭載UMPCが登場です。
UMPC(ウルトラモバイルパソコン)という言葉もすでに浸透してきましたね。
ドン・キホーテ販売UMPC、「NANNOTE」のスペックは下記の通りです。
型版 | UMPC-01-SR |
CPU | Intel Atom Z8350 クアッドコア |
OS | Windows10 Home |
ディスプレイ | 7インチ高彩度液晶 1920×1200 |
タッチパネル | 搭載 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | eMMC 64GB |
Wifi / BT | 802.11b/g/n, BT4.0 |
カメラ | 前面0.3MP |
インターフェイス | microSD×1(256GB まで対応)、Type-C×1、USB3.0×1、イヤホン×1、microHDMI×1 |
バッテリー容量 | 5000mAh/3.8Vバッテリー(約7時間稼働) |
付属品 | ACアダプタ、USBケーブル(約1.5m)、保証書 |
保証期間 | 購入日より1年間 |
価格 | 19,800円(税抜) |
発売日 | 2020年5月1日(金)より順次発売 |
前面にWebカメラ搭載でZoomや在宅ワークに!
「NANNOTE」の特徴の一つは、前面に30万画素Webカメラを搭載している点です。
30万画素ですから、今の時代では物足りないかもしれません。iPhone 4Sのフロントカメラが30万画素でした。
ただ、今流行りのZoomやSkypeなどの在宅ワークでぎりぎり使えるスペックかもしれません。
キーボードの配列は初代GPD Pocket、見た目はどう見てもOne Mix 2s
キーボードの電源ボタンらしき右上の丸いボタン以外のレイアウトやポインティングディバイスの位置は、初代GPD Pocketと全く同じです。
さらに見た目は360度液晶回転タブレットモード対応のOne Mix 1sや2sに似ていますね。
ただOne Mix 1sや2sにはない、前面にWebカメラを搭載している点は素晴らしいですね。
一方で価格を抑えるために、CPUはIntel Atom Z8350を搭載しています。Intel Atom Z8350は初代One Mixに搭載されたCPUで、初代GPD Pocketに搭載されたZ8750よりもスペック的には劣ります。
Intel Atom Z8350について詳しくはこちらの記事を参照してください。
またメインメモリが4GBである点、さらにストレージがeMMC64GBである点も不安が残ります。
Windows 10環境を気軽に持ち運びブラウジングやブログ、Webカメラの利用に割り切って
なんと言っても税抜き価格ですが、20,000円を切る価格のUMPCの登場です。スペック的には初代GPD Pocketよりも数段落ちますが、初代GPD Pocketは6万円を超えた価格でした。
それが20,000円前後で、Webカメラも搭載し、360度回転タブレットモードやタッチパネルに対応していますから用途を割り切ったら重宝できるかもしれません。
Windows 10環境を気軽に持ち運び、ブラウジングやブログ執筆、Webカメラを利用しながら、ときにタブレットとして利用するなどの割り切った使い方であれば、20,000円前後でUMPCがで手に入れられる魅力的な商品となるのではないでしょうか。
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