以前、OneMix3sでバッテリー持続時間を計測しているとき、BBenchで計測中にどんどん増えていくウェブブラウザのタブをこまめに閉じていきました。
すると、なんと10000mAhモバイルバッテリー+で10時間、OneMix3s単体でも7時間に迫るバッテリー持続時間を計測しました。
ウェブブラウザのタブをこまめに閉じるだけでこんなにも違うのか!と思い、今ではすっかりサブマシン(というかほとんど使っていない)になっているOne Mix 2sで再びBBenchでバッテリー持続時間を計測してみました。
以前のバッテリー対決では3時間17分8秒
以前、GPD Pocket初代と2とOne Mix 2sでバッテリー対決をしたときは、One Mix 2sが一番持続時間が短く、5%でシャットダウンするまでの持続時間は3時間17分8秒でした。
One Mix 2sは、3機種の中では唯一PCIe接続SSD搭載機ですから、バッテリーの持ちも悪くなりました。
体感ではもう少し持つイメージです。具体的には4時間超くらいなんですが。
以前計測した、One Mix 2s単体でのバッテリーの残容量と経過時間のテーブルです。
残容量 | 経過時間 | 差 |
100% | 0:00:00 | – |
90% | 0:26:41 | 0:26:41 |
80% | 0:52:52 | 0:26:11 |
70% | 1:16:32 | 0:23:40 |
60% | 1:38:42 | 0:22:10 |
50% | 1:59:27 | 0:20:45 |
40% | 2:19:08 | 0:19:41 |
30% | 2:37:38 | 0:18:30 |
20% | 2:55:03 | 0:17:25 |
10% | 3:11:23 | 0:16:20 |
5% | 3:17:08 | 0:05:45 |
バッテリーの残容量が減っていくたびに持続時間が短くなっているのがお分かりいただけると思います。
ウェブブラウザのタブをこまめに閉じて再計測
BBenchの設定では、60秒ごとにWeb巡回をしますので、ほったらかしにしているとどんどんブラウザのタブが開いていき、メモリを消費していきます。そのため、後半になればなるほどバッテリーの消耗が激しくなります。
今回は、横につきながら(べったりではありませんが)、他の作業をしつつできるだけブラウザのタブを閉じながら計測してみました。
結果は何とOne Mix 2s単体で4時間オーバー!
結果はこちらです。
残容量 | 経過時間 | 差 |
100% | 0:00:00 | – |
90% | 0:28:06 | 0:28:06 |
80% | 0:56:45 | 0:28:39 |
70% | 1:24:11 | 0:27:27 |
60% | 1:51:58 | 0:27:46 |
50% | 2:18:59 | 0:27:01 |
40% | 2:45:44 | 0:26:46 |
30% | 3:11:58 | 0:26:14 |
20% | 3:37:10 | 0:25:12 |
10% | 4:02:49 | 0:25:39 |
5% | 4:16:42 | 0:13:53 |
なんとOne Mix 2s単体で4時間を超えました!
実際に使用しているときの体感時間とほぼ同じ持続時間となっています。
前回計測したときと時間の推移を比較すると
前回計測したときと残容量による経過時間を比較してみました。
残容量 | 今回 | 前回 | 差 |
100% | 0:00:00 | 0:00:00 | – |
90% | 0:28:06 | 0:26:41 | 0:01:25 |
80% | 0:56:45 | 0:52:52 | 0:03:53 |
70% | 1:24:11 | 1:16:32 | 0:07:39 |
60% | 1:51:58 | 1:38:42 | 0:13:16 |
50% | 2:18:59 | 1:59:27 | 0:19:32 |
40% | 2:45:44 | 2:19:08 | 0:26:36 |
30% | 3:11:58 | 2:37:38 | 0:34:20 |
20% | 3:37:10 | 2:55:03 | 0:42:07 |
10% | 4:02:49 | 3:11:23 | 0:51:26 |
5% | 4:16:42 | 3:17:08 | 0:59:34 |
バッテリー容量の減少とともに、差は広がっていき、最終的には1時間近く開きました。
One Mix 2sを実際に利用しているときの自分の体感では、ほぼ4時間くらいでBatteryBarが黄色になります。ですから、今回の結果はほぼ実質の数値に近いのではないでしょうか。
One Mix 1sではもう少し持続時間が伸びるかも
CPUの違いだけである、コストパフォーマンスに優れて、リーズナブルなOne Mix 1sもそろそろ出荷開始です。スペックの違いはCPUだけですから、One Mix 2sよりもバッテリーの持続時間は長くなりそうですね。
バッテリー持続時間を重視される方にはOne Mix 1sをおすすめします。One Mix 1sでもBBenchでバッテリーの持続時間を計測したいのですが、どなたかOne Mix 1s所有の方、ベンチマーク取っていただけませんでしょうか(笑)。
One Mix 1sはクーポンコード「 3AULTQQC 」の適用で443.99ドルになります。
One Mix 1s、欲しいです。2s、3sを所有している自分としてはコレクションにいいかもですが、2sと1sの使い分けは難しいですね。
もしOne Mix 1sで筐体がブラックボディバージョンが販売されたら、GPD Pocket 2 アンバーブラックではないですが、思わずポチってしまいそうです。
2sにCPUでは劣りますが、バッテリーの持ちも長くなり、ブラックボディのOne Mix 1s、モバイラーとブラック愛に満ちた自分にとっては夢のようなUMPです。
One-Netbook社さん、販売していただけませんか?きっと大ヒットすると思うのですが。
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