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WordPress 5.3が公開されたので早速アップグレードしてみたらブロックの移動ができなくなった!致命的ではないがその他にも小さな問題点が2つ アップグレードにはご注意を!

WordPressのメジャーバージョンアップ版、WordPress 5.3が公開されました。

WordPress 5.0が登場したのが2018年12月でしたから、もうまもなく一年を迎えるのですね。

当時は、ブロックエディターGutenberg(グーテンベルク)に戸惑って記事の編集がままならない時期もあったのですが、今となっては懐かしい思い出です。

WordPress 5.3は最も洗練されたユーザーエクスペリエンスを達成します!
目次

WordPress 5の過去のメジャーアップデート

WordPressは、バージョン5になってからメジャーアップデートを続けていて、5.3が3回目のメジャーアップデートです。

過去の2回では大きな問題点もなく、スムーズにアップグレードできました。

バージョン5.1では明らかにWordPressの動作の体感速度が上がりました。

バージョン5.2では、「サイトヘルス」が本格稼働を開始しました。

結局サイトヘルスは最近まで96%が最高でした。

サイトヘルスが100%にならなかったのは、PHPのバージョンが問題でした。

そしてついにXSERVERがPHPのバージョン7.3に対応し、サイトヘルスで100%をゲットすることができました。

WordPress 5.3はどう変わった?

ということで、新しいもの好きの自分は早速WordPressを5.3にアップグレードしました。

WordPress の更新 「WordPress の新しいバージョンがあります。」

まず、パッと見た目でわかるのが、編集画面のフォントが変わっています。見やすいフォントですが、慣れるまでは逆に見にくくなっているようにも思います(笑)。

編集画面のフォントが変更に

ちなみにスマホの画面もこんな感じです。うーん、見やすいけど見にくい。。。慣れの問題ですが。

見やすいけど慣れる必要あり

引用ブロックにコピーして貼り付けると引用ではなくなる(段落に戻る)

ブロックエディターが洗練されたとのことですが、ブロックで「引用」を追加して、引用文をコピペすると、普通の段落になってしまいます。

もちろん後から「ブロックの変更」で「引用」にすると、下記のように「引用」ブロックになります。このあたりは自分の環境だけかもしれませんが、不具合ですかね?それほど大きな問題ではありませんが。

WordPress 5.0 で導入されたブロックエディターを 5.3 がさらに拡張、洗練させます。操作感はより直感的に。アクセシビリティの改善も加えられました。エディターの新機能によりデザインの自由度は高まり、追加されたレイアウトオプションとスタイルのバリエーションがサイトの外観を完全なレベルにまでコントロール可能にします。このリリースではまた Twenty Twenty テーマが新たに登場、さらなるデザイン自由度とブロックエディターとの統合が達成されています。この上なく簡単に、美しいウェブページと先進のレイアウトが実現可能になりました。

追記:今現在(2019年3月)でもこの問題は解決されていません、

「カラム」のレイアウトに幅が広がり、直感的に

「カラム」ブロックでは、「レイアウトオプションを選択」するか、もしくは独自に作成することができます。

デザイン柔軟性の拡張
WordPress 5.3 は、素晴らしいデザイン作成するためのより強固なツールを追加します。

・新しいグループブロックで、ページをカラフルなセクションに簡単に分類できます
・カラムブロックで固定カラム幅がサポートされます
・新しい定義済みレイアウトでコンテンツを先進的デザインに手軽にアレンジ
・見出しブロックは、テキストの色指定ができるように
・スタイルオプション追加機能をサポートするブロックにお好みのスタイルを指定できます

「カラム」「レイアウトオプションを選択」

下記のように、「カラム」のレイアウトのバリエーションの幅が広がります(モバイルで見たら、同じ文章が並んでいるように見えますので(笑)、先にスクショを貼っておきます)。モバイルの方はご容赦ください。

こんな感じに、レイアウトを変えることができます。

こんな感じに、レイアウトを変えることができます。

こんな感じに、レイアウトを変えることができます。

まあ、自分は普通に「カラム」が利用できたらいいので、現在は特に便利とは思わないですが。

大きな問題発生!ブロックの移動ができない!

記事を投稿していて、大問題が発生しました。

ブロックの移動ができなくなっています。

ブロックの移動ができない!

バージョン5.2までは、下図の赤い部分にブロックを移動させる上下ボタンがあったのですが、消えてしまっています。

仕方がないので、この記事の執筆でブロックを移動する際には、「コードエディター」でコピペして移動しています。

「コードエディター」でコピー&ペースト

これは非常に不便ですね。自分はブロックの移動を多用するので、今後改善されることを熱望します。ブロックの移動を多用される方はWordPress 5.3にアップグレードする際にはご注意ください。

ブロックエディターの改善
この機能強化にフォーカスした更新においては150を超える新たな機能とユーザビリティ改善が加えられています。中でも、最適化されていない最高画質の写真画像をスマートフォンや高性能カメラで撮影したままアップロードして処理できる、特大サイズ画像のサポートにおける改良は特筆すべきものです。より大きなデフォルト画像サイズのサポートも加わり、写真の見栄えは常に最高レベルを維持します。

ブロックの移動は、アプリ版WordPressを利用するしか現状はありません。

もう一つの問題点は「画像のキャプション」の文字が大きくなること

もう一つ問題点を見つけました。「画像のキャプション」の文字が大きくなります。

記事編集画面では、下記のようの通常の大きさになっています。

ところが、実際にプレビューで見ると下図のようになります。

キャプションの文字が大きくなる

投稿中の記事だけではなく、投稿済みの記事での画像のキャプションも文字が大きくなります。

困ったものです。WordPressのアップデートを待つしかありません。。。

新テーマ「Twenty Twenty」

WordPress 5.3では、新テーマ「Twenty Twenty」がデフォルトのテーマとして新登場しています。

Twenty Twenty のご紹介
ブロックエディターの登場から一年、芯に根ざした柔軟性を伴って設計された Twenty Twenty を公開できることを誇りに思います。カラム、グループ、そしてメディアブロックを組み合わせてあなたのサービスや製品を表現しましょう。幅広や全幅揃えを活用して動的で魅力あるレイアウトを実現しましょう。コンテンツ中央配置カラムであなたの意見に視線を集めることだって思いのままです。

当サイトは無料多機能テーマ、「Cocoon」を利用していますので、「Twenty Twenty」を利用することはありませんが。

サイトヘルスは%(パーセント)表示がなくなる

「サイトヘルス」を確認すると、従来の「%」表示がなくなり、「Good」とだけ表示されていました。

「サイトヘルス」は「Good」

「サイトヘルス」では、一つの改善策が表示されていました。

「停止中のテーマを削除してください」というメッセージでした。

そのメッセージ中に「WordPress のデフォルトテーマ Twenty Twenty、現在有効なテーマ Cocoon Child、親テーマ Cocoon は削除しないでください。」とありました。

WordPressのデフォルトテーマは、今回追加された「Twenty Twenty」に変更されたのですね。

ということで、WordPress 5.2以前のデフォルトテーマ、「Twenty Nineteen」はもう削除していいということですね。早速「Twenty Nineteen」を削除しました。

以前のWordPressデフォルトテーマ、「Twenty Nineteen」

「Twenty Nineteen」を削除後、再度「サイトヘルス」を確認すると、「Good」は変わりませんでしたが、「すばらしい!」とお褒めの言葉をいただきました。

WordPress 5.3の「サイトヘルス」

ちなみに下図はWordPress 5.2の「サイトヘルス」です。

WordPress 5.3では「サイトヘルス」の%(パーセント)表示はなくなった

自分の環境では問題点が3つ

自分の環境だけかもしれませんが、現段階で発生しているWordPress 5.3の問題点は3つです。

1つは引用ブロックが段落に戻ること、2つ目はブロック移動ができないこと(これは結構不便です)、そして最後に画像のキャプションが大きくなることです。

いずれも記事の投稿に大きく影響はしないといえばしないのですが、WordPress 5.3にアップグレードを考えている方の参考になれば幸いです。

もしかしたら、何かのプラグインが悪さをしているのかとも知れませんが、また後日検証したいと思います。

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