当サイトでは、「日々様々なことを解決していきます」をモットーにブログを執筆中です。
今までブログ内の記事で、エクセルで様々な困ったことを解決してきました。
今回は解決済みのそれらのトラブルをまとめてみました。
エクセルの従来の「コメント」が「メモ」に、「メモ」は従来の「コメント」機能に
自分はエクセル365を利用していたのですが、ある日突然エクセルの「コメント」機能が「スレッド機能」を追加した新たな機能になっていました。
そして従来の「コメント」が「メモ」という新しい名前で表示されるようになりました。
ずっと使っていた機能の名前が突然変更するのは混乱しますよね。
なお、2016以前のエクセルでは新しいコメントは表示されなくなっています。
エクセルの入力規則によるリストボックスが表示されない!
バージョンの違うエクセル間でよく起こるトラブルです。
データの入力規則の「リスト」の「元の範囲」に、別シートを参照できないという問題です。
エクセル2010以降は可能になっているのですが、エクセル2007以前では、「リスト」の「元の値」に別シートを参照できないようになっています。
こちらの問題は、「元の範囲」に「名前」を付けることで解決します。
入力規則で「元の範囲」をセルの参照にするよりも、「元の範囲」に「名前」を定義するほうが後々メンテナンスが楽になりますので、「セルの範囲」には名前を定義することをおすすめします。
エクセルのステータスバーに合計や平均が表示されない!
ほんとに見落としがちな理由が重なって、ステータスバーのオートカルクの結果が表示されなくなります。
エクセルのステータスバーにオートカルクの計算結果である合計や平均が表示されない理由は数値が「文字列」として保存されている場合に起こります。
ただ、エクセルで、ある設定をしていると文字列のエラーが表示されなくなり、原因不明となってしまうことがあります。
それは、「エクセル バックグラウンドでエラーチェックを行う」のチェックを外す設定をしているパターンです。
結構、「エクセル バックグラウンドでエラーチェックを行う」のチェックを外している方が多いそうですね。サイトによってはチェックを外すことを推奨しているサイトもありますが、当サイトは 「エクセル バックグラウンドでエラーチェックを行う」 のチェックをつけることを強く推奨します。
エクセルで勝手に手動計算になる! 伝染する恐ろしい再計算病
膨大なサイズのブックになると、自動計算を毎回しているとエクセルの動作が遅くなり、手動計算にしている方もいらっしゃるようです。
しかし、その手動計算になったファイルを開いたままで別ファイルを開いていくと次から次へと手動計算のファイルになっていきます。
開いたファイルが次々と「再計算」と表示されていく恐ろしい伝染病、再計算病と自分は呼んでいます。
今のパソコンのスペックから考えると、自動計算にして動作が遅くなるようなことはないと思います。ですので、手動計算に設定するのはやめておかないと、他の方にも迷惑が掛かります。
もし本当にそんなに動作が重いエクセルファイルを利用しているのであれば別の方法、アクセスなどを検討するほうが良いと自分は思います。
エクセルで日付をコピーしたら5桁の数字(シリアル値)になる!
エクセルで日付をコピーすると、変な数字になることがあります。
これは「シリアル値」といい、エクセルの日数の管理方法です。
シリアル値とは、「1900年1月1日」を「1」とし、そこからの経過日数で管理されている数値のことです。
シリアル値になってしまった日付をもとに戻すには、「TEXT関数」を利用する必要があります。
下記の記事では、TEXT関数で利用できる日付の表示形式の一覧も掲載していますので参考にしてください。
エクセルの右クリックメニューで「ドロップダウンリストから選択」が表示されない!
右クリックメニューは便利ですよね。さらにそこから同じ列に一度入力したデータを再入力する際に、「ドロップダウンリストから選択」があれば非常に便利です。
ところが、ある条件下では右クリックメニューに「ドロップダウンリストから選択」が表示されなくなります。
その条件とは、「ブックの表示」方法で「改ページプレビュー」が選択されている状態です。
「改ページプレビュー」では右クリックのメニューが変化し、「ドロップダウンリストから選択」が表示されなくなっています。
以前はそんなことはなかったと思うのですが、エクセルの仕様が変更されたということですかね。
先述の「コメント」と「メモ」といい、仕様が変更されると慣れるまでが大変です。
誰も使用していないネットワーク上のエクセルファイルが読み取り専用に!
エクセルのバグだと思うのですが、誰も使用していないネットワーク上のエクセルファイルが読み取り専用になってしまうことがあります。
もっともエクセルではなく、SMB(サーバメッセージブロック)が原因のような気もしますが。
いろいろな方法を試してもダメでした。
自分の環境では、エクセルの「Roaming」フォルダ内のファイルを削除することで回避できました。
方法は、キーボードの「Windows」キーを押しながら「R」キーを押すと「ファイル名を指定して実行」が開きますので、「名前」ボックスに「%appdata%\Microsoft\Excel」(コピペで大丈夫です)と入力し、「OK」ボタンを押すことで簡単に開きます。
そのまま、「Roaming」フォルダ内のファイルを削除することで、自分は回避できました。
その他に解決法が2つありますが、自分の環境ではダメでした。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
エクセルで「循環参照」エラーが表示された! 「循環参照」しているセルを見つける方法
エクセルを編集していると、ついつい数式の入力をミスすることでいつの間にか「循環参照」をしている場合があります。
「循環参照」セルを見つけるのはなかなか面倒で、複数ある場合は修正が大変になります。
下記の記事では「循環参照」セルを見つけ出し、修正する方法を紹介しています。
エクセルでブックの一部の内容に問題が見つかりました
エクセルとネットワーク共有ではさまざまなトラブルに遭遇します。
エクセルが原因ではなく。SMBの問題が大部分なのですが。
下記の記事では「ブックの一部の内容に問題が見つかりました」を解決する方法です。
エクセルのメッセージ(アラート)はギョっとすることが多いですがご安心下さい。
次の記事が解決します。
エクセルはトラブルでいっぱいだが仕事の効率を高める素晴らしいツールでもある
自分は歴代エクセルで、様々なトラブルと遭遇し、解決してきました。
今のところ、時間はかかったこともありますが、解決できなかった問題はありません。
これからもエクセルに関しても「日々様々困ったことを解決していきます」。
もし、エクセルでお困りなトラブルがありましたらコメントいただけたら幸いです。
自分に解決できることがあればお手伝い致します。
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