先日、早くもOne Mixの次世代モデルOne Mix 4?がIntelモバイルプロセッサ第9世代のCoffee Lakeを飛び越して第10世代、Ice Lakeを搭載するとのが発表がありました。
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/08/Inte_10th-300x169.jpg)
そして今回は極秘情報としながらも、One-Netbook公式ツイッターでは、なんと予想されたCore i3ではなく、Intelモバイルプロセッサ第10世代のCore i7が搭載されている画像付きのツイートがありました!
Intelモバイルプロセッサ第10世代Ice LakeでCore i7といえばCore i7-1060G7
現在発表されているIntelモバイルプロセッサ第10世代Ice LakeのUMP(ウルトラモバイルPC)向けCPUであるYシリーズでは、Core i7は「Core i7-1060G7」のみです。
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/08/Inte_10th-300x169.jpg)
![](https://www.intel.com/content/dam/www/central-libraries/us/en/images/2022-11/badge-ci7-10th.png)
本来であれば「Core i7-1060G7」のみですから、CPUのモデル番号の部分を隠す必要はありません。
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2021/02/10th-gen-core-y-series-block-diagram-rwd.rendition.intel_.web_.1648.927-1024x576.jpg)
もしかしてIntelモバイルプロセッサYシリーズではなくUシリーズ?
先ほどのツイートの画像ですが、Core i7まで表示していることからCore i7の搭載は確定です。従来のYシリーズを搭載するのであれば、「Core i7-1060G7」で確定ですが、モデル番号を隠していることから、もしかするとYシリーズではなくUシリーズを搭載するのかもしれません。
One MixシリーズのようなUMPのコンパクトな筐体サイズでIntelモバイルプロセッサUシリーズを搭載することは可能なんでしょうか。
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2021/02/10th-gen-core-u-series-block-diagram-rwd.rendition.intel_.web_.1648.927-1024x576.jpg)
IntelモバイルプロセッサYシリーズとUシリーズの違い
IntelモバイルプロセッサYシリーズとUシリーズの違いについてはこちらのサイトを参考にさせていただきました。
![](https://chimolog.co/wp-content/uploads/2018/11/intel-mobile-top-tw.jpg)
YシリーズがタブレットやUMP(ウルトラモバイルPC)向けの「超低電力」プロセッサに対して、Uシリーズは一般的な普通のノートパソコンに多く搭載されているプロセッサだそうです。
ただ、CPUをフルに使用すると、消費電力が跳ね上がりバッテリーの消費が多くなるそうです。
One Mix 3シリーズで筐体サイズは大きくなりましたが、「ポケットに入る高性能なPCしか作らない」と宣言しているOne-Netbook社が、8インチ以上の液晶搭載のOne Mixシリーズを発売するとも考えにくいため、Uシリーズの搭載はないででしょうね。
![](https://image.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1905/22/cover_news062.jpg)
もともとUシリーズはすでに第9世代Coffe Lakeで発表・販売されていますから、One-Netbook社がUシリーズを搭載することはないでしょう。
2019年8月21日に第10世代Comet Lakeが発表! Core i7-10510Y
CPUについて調べているうちに、Ice Lakeと同じ第10世代Intelモバイルプロセッサ「Comet Lake」が2019年8月21日に発表されたそうです。
![](https://image.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1908/21/l_si7101-CL-01.jpg)
これが本命かもしれません。「Comet Lake」の「Core i7-10510Y」。ただ、CPUの発表がほんの数日前ですからね。。。
![](https://i0.wp.com/long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/08/ice-vs-comet.jpg?fit=1024%2C575&ssl=1)
いろいろなサイトを訪問すると、Intel第10世代モバイルプロセッサ「Comet Lake」を搭載した製品は、2019年クリスマス商戦のタイミングで出荷される予定とのことですので、ちょうどOne Mix 4?(次世代モデル)の発表と日程的に合うかもしれません。
One Mix 4(次世代モデル)が、もし「Comet Lake」を搭載するならば、Core i7のあとのモデル番号を伏せている理由もわかります。
いずれも第10世代Intelモバイルプロセッサですが、Ice Lakeは「AIを活用したソフトウェア向け」となるのに対し、Comet Lakeは「オフィス系やクリエイティブ系ソフトウェア向き」のプロセッサという位置づけのようです。
![](https://i1.wp.com/long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/08/comet_lake_y.jpg?fit=1024%2C739&ssl=1)
以上を加味すると、One Mix 4(次世代シリーズ)のCPUの本命は「Comet Lake Core i7-10510Y」ですね。
2種類目のIntel第10世代モバイルプロセッサ「Comet Lake」のスペック
Ice Lakeでは、末尾にGPUのグレードを表す「G7」「G4」「G1」という文字がついていましたが、「Comet Lake」では従来のように「Core i7-10510Y」とCPUのシリーズ名が表示されるように(従来通りに)なりました。
![](https://i0.wp.com/long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/08/ice-comet-naming.jpg?fit=1024%2C568&ssl=1)
2種類目の第10世代Intelモバイルプロセッサ「Comet Lake」Yシリーズの主なスペックです。
プロセッサ | コア/スレッド数 | キャッシュ | TDP | ベース周波数(GHz) | 最大1コア周波数(GHz) | 最大全コア周波数(GHz) | GPU周波数 |
Core i7-10510Y | 4/8 | 8MB | 4.5W | 1.2 | 4.5 | 3.2 | 1.15 |
Core i5-10310Y | 4/8 | 6MB | 5.5W | 1.1 | 4.1 | 2.8 | 1.05 |
Core i5-10210Y | 4/8 | 6MB | 4.5W | 1.0 | 4.0 | 2.7 | 1.05 |
Core i3-10110Y | 2/4 | 4MB | 5.5W | 1.0 | 4.0 | 3.7 | 1.00 |
Platinum Edition(プラチナモデル)のみCore i7という可能性もあるが
従来のOne Mix 2と3シリーズのフラッグシップモデル、Platinum Edition(プラチナモデル)は、第8世代Amber LakeですがCore i7-8500Yを搭載しています。
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/04/1-300x300.jpg)
![](https://long-valley-river.com/wp-content/uploads/2019/05/3s-plutinum-300x241.jpg)
今回のOne-Netbook公式ツイートの画像に表示されているCore i7も、もしかしたらPlatinum Editionのみの搭載かもしれません。
ただいきなりPlatinum Editionから発表される可能性は限りなくゼロに近いですので、もしPlatinum Editionがたとえプロトタイプだとしても、ここまで完成されているのであればノーマルの?One Mix 4や4sのOne Mix 4シリーズは、すでにもっと開発が進んでいると予想することもできます。
いずれにしても胸熱ですね。いきなりIntelモバイルプロセッサが第10世代で、Core i7ですか。販売価格はひじょーに気になりますが(笑)。
One-Netbook社からの続報に期待しています。
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