2019年11月21日、以前からお知らせのあったOne-Netbook社の新作発表会があり、「OneMix3 Pro」が正式に発表、さらに予約販売が開始されました。

やはり、「OneMix3 Pro」でした。ただ、いくつか新しい情報も入っています。
早くもOne-Netbook日本公式ホームページで予約販売開始
発表会当日の2019年11月21日、さっそく予約販売開始となっています。
Amazonでも販売開始のようですね。
やはり商品到着はクリスマス商戦をにらんでか、12月25日前後のようです。
下記のテーブルは、今回正式に発表された「OneMix3 Pro」と「One Mix 3s プラチナ」、「One Mix 3s」のスペックと価格の一覧です。スペックは以前発表された内容と変わりませんね。
OneMix3 Pro | One Mix 3s プラチナ | One Mix 3s | |
CPU | Core i5-10210Y | Core i7-8500Y | Core m3-8100Y |
本体色 | ブラック | ガンメタリック | ブラック |
画像解像度 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 | 2560 x 1600 |
液晶サイズ | 8.4インチ | 8.4インチ | 8.4インチ |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB | 512GB | 512GB |
本体サイズ | 204 x 129 x 14.9mm | 204 x 129 x 14.9mm | 204 x 129 x 14.9mm |
質量 | 659g | 659g | 659g |
バッテリー容量 | 8600mAh | 8600mAh | 8600mAh |
スタイラスペン | 4096段階 | 4096段階 | 4096段階 |
価格 | ¥119,799(税別) | ¥144,600(税別) | ¥113,600(税別) |
※価格は2019年11月21日現在(One-Netbookストア調べ)、いずれもスタイラスペンセット
なんと驚いたことに、「OneMix3 Pro」の価格は「One Mix 3 プラチナ」よりも25,000円ほど安く、One Mix 3sとは6,000円程度(税抜き価格)しか変わらない価格となっています!
お安い価格設定ですね。まあ10万円を超えていますのでお高いといえばお高いのですが。

geekbuyingからはまだ連絡はありませんが、いずれ「OneMix3 Pro」もgeekbuyingから発表されるでしょう、と執筆していたら連絡がありました。クーポンコードもいただきました。
クーポンコード「Mix3Pro」で$939.99となります。

やはりgeekbuyingでも、「One Mix 3s Platinum」よりも「OneMix3 Pro」の方が安くなっています。すごくリーズナブルに感じてしまいます(笑)。

ちょっと話はそれますが、「One Mix 3s」は、クーポンコード「GKB19BF60」で$798.99となっています。安くなりましたね。


ただいま、「geekbuying」では「ブラックフライデー」セール開催中です。こちらについてはまた別記事で紹介いたします。
Intelモバイルプロセッサ第10世代「Comet Lake」搭載で性能は従来機と比較して15%アップ
Intelモバイルプロセッサ第10世代「Comet Lake」、「Core i5-10210Y」採用により、「熱効率」「バッテリー寿命」「スピード」で15%のアップと、大幅な性能の改善が見られるとのことです。
こちらのツイッターでは「約20%」となっていましたが、素晴らしいスペックになりますね。

UMPCのライバル各社からもIntel第10世代モバイルプロセッサ搭載の次世代モデルが間もなく登場するかもしれません。

やはり「OneMix3 Pro」でもLTE(4G)は見送り?
「One Mix 3s」や「One Mix 3sプラチナ」同様、メモリを16GBに増量したためにM.2ポートにLTE(4G)モジュールは挿入できないのでしょうね。LTE(4G)についての話題はありません。このあたりは非常に残念な点です。次世代モデル「One Mix 4」に期待ですね。
CPUは最新となり性能もアップしましたが、基本の筐体がOne Mix 3sと同様ですので仕方のない部分ですね。


「OneMix3 Pro」は日本語キーボードに対応
geekbuyingでは、「English Keyboard」と「Japanese Keyboard」の選択がありましたが、今回の日本での新作発表会では日本語キーボードのみの対応となっているようです。

句読点や特殊キーと併用されている「ね」「る」「め」「れ」「け」あたりはキーピッチが小さくなるのは仕方がないですね。「む」と「ろ」も変な場所にあります。

その他の日本語キーボードの変更点は、従来のOne Mixシリーズでは「A」の横は「Caps」キーでしたが、日本語キーボードでは「Tab」キーに変更されているようです。これはこれで便利そうですね。
ちゃんと「右シフトキー」もあり、さらには「半角・全角」キーもあり、ローマ字入力派には使いやすそうですね。ていうかこのキーボード欲しいです!
「GPD P2 MAX」や「CHUWI Minibook」の日本語キーボードは悲惨でしたからね。


「OneMix3 Pro」の 「Koi Edition」も
下記のサイトを拝見すると、「OneMix3 Pro」の「Koi Edition」もあるようです。思っていたよりもメタリックレッドでかっこいいですね。シャアカラーっぽくなっています。ただ天板の鯉のデザインは好き嫌いが分かれそうですが。
日本での販売はまだ未定だそうです。
geekbuyingでも「OneMix3 Pro」の「Koi Edition」は見つかりませんでした。

ゲーム向け7インチ液晶搭載UMPC「One-GX1」も2020年度に
ゲーム向け7インチ液晶搭載「One-GX1」の開発も進んでいるそうです。
こちらはCPUに、まだIntel未発表のCPUである開発コードネーム「Tiger Lake」が搭載されるようです。
どのような性能になるのかはまだ分かりませんが、いよいよGPD社が独占してきたゲーム機用UMPC、GPD WIN 2(GPD WIN MAX)のライバルとして、新たに「One-Netbook社」vs「GPD社」が始まりそうですね。
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