最近、トマトジュースが二日酔いによく効く事を知ってからトマトジュースやトマト酎ハイやレッドアイをよく飲むようにしています。で、最近は行きつけの居酒屋さんで、メニューにはないんですが無理言って「ブラッディマリー」(メアリーとも呼ばれているんですね)を特別に作ってもらってハマっています。そこにタバスコを2、3滴入れて飲むととっても美味しいです!
そんな感じで今回はタバスコについて調べてみました。
タバスコに含まれるカプサイシンで血流促進
タバスコに含まれるカプサイシンには、さまざまな効果があります。血流改善による新陳代謝を促進します。
カプサイシン (capsaicin) はアルカロイドのうちカプサイシノイドと呼ばれる化合物のひとつ。部分構造にバニリン由来のバニリル基を持つために、バニロイド類にも属す。唐辛子の辛味をもたらす主成分で、辛味の指標であるスコヴィル値における基準物質。化合物名はトウガラシ属の学名Capsicum に因む。
カプサイシン – Wikipedia
カプサイシンが脳神経にはたらきかけ、カラダをあたためるホルモンの分泌を促します。また血流を改善することで、新陳代謝を促進し、疲労を回復させたり、感染症や動脈硬化を防ぐはたらきに効果が期待されます。
カラダをあたためるホルモンを分泌するはたらきから、冷え性の改善にもなります。
脂肪燃焼を促進 肥満防止・ダイエットにも
タバスコの成分であるカプサイシンは、先述のように代謝を促進します。その結果、脂肪の燃焼に大きな効果があります。
またカプサイシンは、脳内からアドレナリンの分泌を促進します。アドレナリンのはたらきによって、体内の中性脂肪が分解され、エネルギー源となる脂肪酸になります。
血流改善で髪と頭皮にも栄養を
カプサイシンの血流改善効果で、血行を良くし、頭皮に必要な栄養素を届けることで「毛母細胞」の細胞分裂を活発にします。そのことで頭皮環境を整え、髪の生成を促進します。
塩分の摂取を控えることができる?
僕は塩分派なのですが、タバスコに含まれるカプサイシンの辛味によって、塩分の摂取を抑える効果があるそうです。塩味を好む方よりも、辛味を好む方の方が血圧が低くなる傾向があるようです。これからは塩味よりも辛味を積極的にとりたいと思います。
タバスコをかけて美味しい意外なもの
タバスコをかける料理としては、パスタやピザといったイタリアン料理が有名ですね。
ところが意外な食べ物にも、タバスコが合うようです(個人差があります)。
マヨネーズやカレーライス、ラーメン、餃子など。他にもいろいろありそうです。もちろん香辛料の一種ですから、お好みに応じてかけてみてもいいですね。タバスコをかけることによって、味がピリッと引き締まり、塩分の摂取を抑制することができそうです。
僕は割とキムチが苦手なんですが、タバスコは大丈夫です。取り合えずこれからは塩分の代わりにちょっとだけタバスコをかけてみたいと思います。
ただタバスコの取りすぎ、中毒性に注意!
タバスコは、2,3滴を料理やアルコールにかけるだけで味が美味しく変化します。ただ、タバスコに含まれるカプサイシンには中毒性があり、どんどん辛味がマヒしていき、過剰に摂取してしまうこともあるようです。またカプサイシンは脳神経にはたらきかけるため、大量に摂取すれば脳への影響も懸念されるようです。
伝統的な食事における大人の1回の食事当たりの総カプサイシンの摂取量を最大5 mg/kg bwと推定しました。なお、この推定最大摂取量は感受性の強い人やトウガラシとその加工品に食べ慣れていない人には望ましくない効果を与えることがあるとしています。
農林水産省 カプサイシンに関する詳細情報
ただ、常識の範囲での摂取であれば問題ないようですね。タバスコ1本(60mL)の瓶に、カプサイシンはおよそ18mg含まれているとのことですから、タバスコ1瓶を4日で消費している方は要注意です。そんなに消費しているということはかなりの中毒の方になりますね。
今度、冒頭に述べた居酒屋の店員さんが、通常のタバスコの10倍!の辛さがある調味料を持ってきてくれるそうです。もちろん断りますが(笑)。
みなさんも、健康のことを考えて、常識の範囲でタバスコ料理を楽しみましょう。
タバスコはニンニクと違って臭いも残りませんから安心です。
コメント