WordPressのスマホ版、「Jetpack」でどんな記事のアクセスがあるのかをいつもチェックしています。もちろんGoogleアナリティクスのリアルタイムでも時間があればチェックをしています。すると、例のGoogleサーチエンジンアルゴリズムの変動以来アクセスがほとんどなくなった「健康・サプリ」の記事のアクセスがちょっとずつ増えてきています。
記事の流入元は検索エンジン「Bing」からの流入だった!
Jetpackの「リファラ」「Search Engines」を見ると、2019年4月の当サイトへの表示回数は、Search Engines全体の5,746に対して、「Google」が4,504件、「Yahoo!」が790件、そして「Bing」は441件の検索エンジンからの流入がありました。「Google」からの流入のおよそ10%くらいの数が「Bing」からの流入となっていました。「Bing」は「Google」の検索エンジンを利用せず、独自エンジンを利用していますから、そちらからの流入でした。
試しに検索順位チェッカーで順位の確認をしてみた
試しにいくつかのキーワードを検索順位チェッカー – Google、Yahoo、Bingの検索順位を簡単チェック!!で検索してみました。「検索キーワード」はJetpackに残っていた「検索キーワード」からピックアップしてみました。
「オメガ3脳への影響」は、5位、さらにスマホ順位では1位になっています(後述しますが、モバイルの1位はあまり意味がありませんが)!
「きゅうかんび」(ひらがな表記)は3位、「抗酸化作用 サプリ」は8位となっています。次の記事が「Bing」では、1ページ目に表示されています。「Google」や「Yahoo!」ではほぼ圏外なんですが、ありがたいことですね。
他にも当サイトの記事で「Bing」で上位表示されている記事はあると思いますが、「検索キーワード」からいくつかを試しにチェックしてみた結果です。最近たまに見かける、今までほとんど読まれていなかった記事にアクセスがあったのは検索エンジン「Bing」からの流入でした。
検索エンジン「Bing」とは
検索エンジン「Bing」とは、インターネットエクスプローラー(IE)や、Microsoft Edgeに検索エンジンとしてデフォルトで搭載されている、Microsoft純正の検索エンジンです。
僕はよく、新しいパソコンや再インストールした際には、ネットで検索するときに「Bing」を嫌って(笑)、「Google」をデフォルトのエンジンに変更してから利用していました。
パソコンを新規に購入したり、再インストールしたりするとデフォルトで検索エンジンが「Bing」になっていますので、あまりパソコンについて詳しくない方はそのまま利用していることが多いそうです。そのため、一定数の方が「Bing」による検索をしています。
2019年4月の日本国内の検索エンジンのシェアは
ご存知の方も多いと思うのですが、日本の検索エンジンは「Google」「Yahoo!」「Bing」の順に多く利用されています。
また、「Yahoo!」の検索エンジンは「Google」を利用しているので、検索結果はほぼ同じになっています。
statcounterによると、2019年4月の日本での検索エンジンのシェアは「Google」がなんと75.69%を占めトップ、そして「Yahoo!」の20.7%に続いて「Bing」はたった2.86%なんです。デスクトップに限ると、「Bing」は5.36%になりますが、モバイルでは実に0.34%のシェアしかありません。モバイルでのパーセントが異常に低いのは、先述したWindowsパソコンではデフォルトの検索エンジンになっていますが、iPhoneやAndroid スマートフォンなどのモバイルでは、検索エンジンとしてデフォルトで「Google」が選択されているからです。
ところがアメリカでは「Bing」がシェアを広げつつある?
古い記事になりますが、米国では「Bing」のシェアが3割を占めているという記事もありました。
Bingを使ってる人は意外に多い…ググらない人たちが増加中!
ただ、statcounterによると、2019年4月の米国でのデスクトップのシェアは「Google」が82.31%とトップで、2位の「Bing」の10.9%を大きく引き離しています。ちなみに米国の「Yahoo!」は「Bing」のアルゴリズムを利用しているそうですが、3位の「Yahoo!」を加えても合わせて16.32%となっています。まあ、「Bing」のシェアは日本に比べるとほぼ2倍と高いですけれどね。
当サイトの「Bing」からの訪問者の割合
過去1カ月の参照元メディアを円グラフにしたものです(Google、Yahoo!、Bing、関連コンテンツのみ)。「Bing」は7%と、「関連コンテンツ」よりも少し多い割合となっています。
関連コンテンツからの訪問者よりも多いのですから、今後も「Bing」からの訪問者が増えることを期待しています。
「Bing」にも、Googleにインデックス登録を申請する「URL 検査」ツール(「Fetch as Google」の後継機能)のようなツールもあるそうですが、それはちょっとめんどくさいというのが正直なところです(笑)。
こちらについてはまた機会があればご紹介したいと思います。
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