2020年もUMPC(ウルトラモバイルパソコン)はたくさんの新機種が発表・販売されました。
2020年後半になって、勢いが出てきたのがゲーミング向けUMPCでした。
今回もAmazonで購入できるUMPC(ウルトラモバイルパソコン)の紹介です。
それでは2021年5月現在で、Amazonで購入できるUMPCを見てみましょう。
One-Netbook社
One-Netbook社は2019年3月に株式会社テックワンと国内代理店契約を締結しました。
この件で、One-Netbook社は一気に日本での知名度を上げ、日本の家電量販店でもOneMixシリーズが店頭に並ぶようになりました。
今では初期の製品である7インチ液晶搭載のOneMix2sシリーズや、OneMix3シリーズも品切れとなっています。
OneMix3 Pro
CPUにIntel第10世代モバイルプロセッサ、「Comet Lake」Core i5-10210Yを搭載した「OneMix3 Pro」が2019年末に販売されました。
当時は初のIntel第10世代モバイルプロセッサ搭載のUMPCとして話題を集めたものです。
One-Netbook社の凄さを感じるモデルです。
2021年の今でも、UMPCとしては最高峰に近いスペックのモデルとなります。
OneMix3 S+(プラス)
CPUにCore i3-10110Yを搭載したリーズナブルなモデル、One Mix 3s +(プラス)です。
筐体はOneMix3 Proと同じく、ブラックボディが素晴らしいです。
コストパフォーマンスに優れたモデルとなります。
OneMix 3s +(プラス)ビューティーピンク
OneMix 3シリーズの限定カラーモデルが登場しました。
その名も「ビューティーピンク」モデルです。
下記の記事では、実際の画像もたくさん載せていますので、ぜひご覧になってください。
One-Netbook社のピンクの筐体は非常に可愛く、綺麗な色をしています。
小さなミニパソコンが必要な女性にぜひ、おすすめしたいカラーです。
OneMix 1s + ブルー
7インチ液晶搭載UMPC、OneMix2sと同じ筐体でカラーがブルーであるモデルです。
7インチ液晶搭載ですから、OneMix3シリーズと比べてよりコンパクトなサイズとなっています。
スカイブルーの筐体はOne Mixシリーズ初です。
OneGX1
ついにそのベールを抜いたOne-NetBook社初のゲーミングUMPC、「OneGX1」です。
CPUにはCore i5-10210Yを搭載し、7インチ液晶搭載ながらパワフルなUMPCとなっています。
メモリやNVMe(PCIe)接続SSD、WIFI版と4G版の組み合わせで4つのモデル展開となります。
One-Netbook A1
One-Netbook社、第3のファミリーである、エンジニア向け「工程師」UMPC、A1が登場しました。
GPD社のMicroPCとライバルになる、インターフェイスが充実したUMPCとなります。
MicroPCと比べてアドバンテージは、パワフルなCPUであること、タッチパネル対応、タッチペン対応、さらにはタブレットモードに対応している点です。
モデルは2種類、NVMe(PCIe)接続SSDの容量が256GBモデルと512GBモデルとなっています。
OneGX1 Pro
ついにTiger Lake搭載、ゲーミングUMPCで現在最高峰のOneGX1 ProがAmazonで予約開始されました。
先に販売されたOneGX1から、CPUを.にTiger Lake Core i7-1160G7を搭載しながらも、7インチ液晶に質量630gと完成度の高いUMPCとなっています。
UMPCとしては唯一(2020年12月現在)、Tiger Lakeを搭載し、GPUに「Xe」、さらにはUSB4.0準拠の「Thunderbolt 4」、5G/4Gモジュール搭載可能など、現在考えうる最高峰のスペックを誇ります。
番外編 OneMix4
One-Netbook社初の10.4インチ液晶搭載モバイルパソコンです。
10.4インチ液晶搭載ですから、ウルトラとはならないですが、One-Netbook社のパソコンですのでご紹介しておきます。
CPUにはIntel第11世代Tiger Lake搭載のCore i5-1130G7が3モデル、Core i7-1160G7が2モデルと、CPUとメインメモリ・NVMe接続SSD容量の違った5つのモデルから選択することができます。
筐体カラーがブラックではなくなったのは残念です。
OneMix4は筐体カラーがダークネイビー、プラチナはスペースグレーとなっています。
GPD社 GPDファミリー
日本での中国製UMPCブームの先駆けとなったGPDファミリーです。
初代GPD Pocketの印象は強烈でしたが、今では初代・2ともAmazonでは販売されていません。
GPD WIN 2
GPD WIN 2は、ゲーム用に特化したUMPCです。いろいろとスペックを変更しながら今に至ります。
2020年には後継機であるGPD WIN MAXも販売された、GPD社一押しのシリーズとなります。
GPD MicroPC
他社の8インチ強液晶UMPCが全盛期の中、独自路線で展開した6インチ液晶搭載UMPC 、GPD MicroPCです。
小さな筐体サイズにインターフェイスが充実した、エンジニア向けのUMPCです。
価格もかなりリーズナブルとなっています。
GPD Pocket 2 アンバーブラック
GPD Pocket 2からCPUをCeleronに、ボディカラーをブラックにしたリーズナブルなモデルとなります。
GPD Pocket 2アンバーブラックもマイナーチェンジを繰り返し、現在のスペックとなっています。
ストレージにはeMMCを採用しています。
GPD P2 MAX
GPD社次世代モデルであるGPD P2 MAXが登場しました。
MAXという名の通り、やや大型化したUMPCとなります。
ストレージにNMVe(PCIe)接続SSD、メモリも16GBも選べる、現在GPD社のフラッグシップモデルとなります。
ついにスタイラスペンにも対応しましたが、液晶360度回転タブレットモードには対応していません。
GPD社はいずれのモデルも(敢えて?)タブレットモードには対応していません。
販売戦略的なものでしょうか。
GPD WIN MAX
GPD社が満を持して販売した現在最高峰のゲーミングUMPCがGPD WIN MAXです。
クラウドファンディングとほぼ同時期に、国内正規代理販売店から販売開始されました。
現在、国内正規販売代理店2社からGPD WIN MAXは販売されていますが、店舗による特典は大きく違います。
個人的には一つ目のリンク、デントオンラインショップ(Three One)での購入をおすすめします。
GPD WIN 3
完全にゲーミング機に特化したUMPCとなります。
もはやUMPCというよりは見た目は「Nintendo Switch Lite」のようなゲーム機です。
ただ専用ドックに接続することで、持ち運び用高性能Windows 10搭載パソコンとしても本格利用が可能となります。
Magic-Ben社 MAG1
中国製UMPC として、突然現れたMagic-Ben社初のUMPCです。
Core m3-8100Yモデル
クラウドファンディングを経ないで、いきなりgeekbuyingでのプレオーダーを開始しました。
GPD P2 MAXのライバルとして、よりコンパクトに、ベゼルも狭く4G(LTE )内蔵モデルもあります。
同じく8.9インチ液晶を搭載したGPD P2 MAXよりコンパクトで、ポケットにも入るサイズとなっています。
Amazon限定 Core i7-8500Yモデル
geekbuyingでも販売されていない、Amazon限定Magic-Ben社「MAG1」のCore i7-8500Y搭載モデルです。
自分が知る限り、Core i7搭載モデルのUMPCはOne-Netbook社以外では初です。
FFF Smart Life Connected社 MAL-FWTVPCM1
国産メーカーFFF Smart Life Connected社より、第2弾UMPCの登場です。
おそらく、MAL-FWTVPCM1は「CHUWI Minibook」のOEM製品です。
CHUWI Minibookを購入できなかった方には朗報ではないでしょうか。
Amazonだけではなく、楽天市場やYahooショッピングでも同じ価格で購入が可能です。
国内メーカー販売に魅力を感じる方にはおすすめです。
2021年はゲーミングUMPCと大型化と
2021年度は早くもゲーミングUMPCである3代目、GPD WIN 3のクラウドファンディングが開始されます。
また、One-Netbook社では次世代モデルであるOneMix4も販売されます。
OneMix4は10.1インチ液晶搭載と、やや大型が心配されますが、果たしてOneMix4はUMPC(ウルトラモバイルパソコン)としての枠に収まるのでしょうか。
コンパクトな筐体に期待はしますが。
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